Now and Here
DiaryINDEX|past|will
習慣となりつつあるスクーリング。 講師の先生も、クラスの人も それなりに顔馴染みになってきました おかげさんで、バカ話に花が咲きます(ヲィw
”寝たきりの人でも、 生活のリズムや気持ちのメリハリをつける為に その人の好みに合った服を着替える。身だしなみを整える。”
今夜はそんな話。 ふと、既に他界した母親の事を思い出した。
母が癌になり、闘病している時 その頃ご縁のあった男性が 母を気遣って見舞ってくれると申し出てくれた。 既に末期がんで先があまり無いというのもあって、 彼なりの配慮をしてくれたのだろう。
その旨を伝えると 「 こんな格好の時には 会いたくない。今度退院したら、会ってあげる。 」 にっこりと即答する我が母親。
自分としても、少なからず彼との将来を考えていたのだから それなりに会って欲しかった。そして食い下がる。 が・・・敵も然(さ)るもの 「初体面の人と会うのに 寝巻きじゃイヤだ」 同性として、気持ちが解らないわけじゃなかったので こちらも引くしかなかった
闘病しているから 体が思うように動けなくて、介助が必要だから だから、どんな格好をしていてもいい。 だから、何も感じない。 これは無神経な人の考え方でしかない。
どんな状況に置かれていても、 羞恥心はあるし、見栄も欲もある。 色気だって おしゃれ心だってもちろんある。
そこに存在しているだけで、それだけで価値のある 尊厳のある人間。 当たり前の事だけど、うっかり忘れてしまいがちなことの一つ。
介護の現場の話を 専門家から聞いて。 過去に体験してきているはずなのに 既に忘れてしまったことの あまりの多さに気がつく。 私の頭はサルなみなのかもしれなぃ(大汗 ボケるにはまだ早いし。 まだボケるわけにもいかないはずなんだけどねぇ(うーん
|