見上げる空...そら

 

 

もしも - 2011年10月11日(火)

どっかにこの気持ちを吐き出さないと。つらすぎる…。



あのひとのもとに飛んで行きたい。
何もかも捨ててしまいたい。


歩いている時、新幹線に乗っている間
ずっとつないでた手が寂しい。


どうして、こんなにも強い気持ちなんだろう。
ひきずられそうになる。


ともすれば、今まで生きてきた道を否定してしまいたくなる。
もう一度やり直したくなる。
何もかもを白紙にもどしてしまいたい。

どうして私はここにいるんだろう。




ずっとずっと迷いながら進んできた。
その時その時でいろんな感情をもちながら。

このひとは私じゃなくてもいいのかもしれない、とか
私もほかの誰かを好きになれるのかもしれない、とか
私がこのひとのそばにいなくたって、このひとは誰かを見つけられるんだろう、とか。


もしも、あのひとが高校卒業後にあんなに心配そうな声であの子のことを
心配しなかったとしたら、それを私に電話なんかで伝えなかったとしたら、
もしも、私が大学に入って誰かを好きになるかもしれないっていう感情を
持たなかったとしたら
もしも、あのひとのことを好きになった人の話を聞かなかったら
もしも、大学に入って初めて付き合った人と別れてしまった後に
よりを戻さなかったとしたら
もしも、嵐山に行ったときにあのひとがほかの誰かと付き合ってなんか
いなかったら
もしも、もっと早くに私自身がこの気持ちのことを許せていたら





どうして、こんなにたくさんの「もしも」を考えてしまうんだろう。
何もかもが過ぎ去ったことなのに。後悔なんかしたくもないのに。
自分でずっと選択してきたのに。


どうして、ここまで来て自分の選択を簡単には
思うようにとれなくなってしまってから
こんな風に思ってしまったんだろう。


どうして、あのひとにあの時もらった約束の言葉を
守れなかったんだろう。



自分がもうすぐばらばらになってしまうんじゃないかと思う。
いっそのこと、ばらばらになってしまったらいい。



いつか、自分のとる可能性がある行動のことについて考える。
何度も何度もシュミレーションする。
それはとても現実味をおびているようで
でも、現実からはずいぶんかけ離れていて。


そして、今度また後悔することがこわくて
道を選択できない。



「幸せ」じゃないのか、と自分に何度も問いかける。
今までの人生の中でだって、たくさんの幸せをもらってきたんだと思う。
なんてぜいたくなんだ。


それでも、今の私は濁流の中から抜け出せない。
ただ苦しい。


...



 

 

 

 

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