「ねぇ、私たちはどうして会話なんかするんだろう」「きっと、残すためだよ」「残す?何か話すたびにケンカになっちゃう私たちが何を残すっていうの?」「つまり、情報をさ。情報には先天的なものと後天的なものがある。会話は後者。そして、情報を残すのは僕らの使命ともいえる。だから僕は君に話しかけるんだ」