大地に堕ちて初めて心臓の音を聞いた鳥の死骸は 今もそこで風化せずに残っている
あれから8年 スタート地点にさえまだたどり着けない 自分の中の空白はどんどん大きくなる一方で 自分を憎み世界を拒んだ分だけ汚れてしまった
私は人の心が解からない 何故なら私には存在しないものだから いくら人の心をコピーしても ある一定の関係を境に無理が生じてくる そしてまた気づけば同じ場所に立っている 繰り返し 繰り返し
いつまでこの地獄を繰り返せば良いのか 死んでも続くものなのか 私が一体どんな罪を犯したというのか せめて納得できるだけの理由が欲しい
|