みなもの日記
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先日、ここ2、3日前の夜中、みなもは寝付けず暇でした。 暇なままなんとなーくネットでmixiを眺めていました。
…夜中ですよ??
……mixiですよ??
昔の彼氏の名前とか検索しちゃいませんか??!! そんな衝動にかられそうになりませんか??!! あたしだけですか?? そうですか。
さて、いつの時の彼氏を検索しようかと迷ったとき、まさか今の彼氏(37歳、職業:柔道整体師)がmixiなんてハイカラなモンやってるわけもなく、じゃー誰にしようかな、と思ったとき、高校一年生の時に付き合った初めての彼氏、それに加えて初めてセックスした、後々、あたしの人生を厄介なものにしてくれた相手でもある、あいつにしてやろうと決定。
mixiの検索項目の前でしばらく固まるあたし。 あやつの名前の漢字が思い出せない。 情けない…あんなに好きで好きで、付き合ってたときは遠く離れた彼氏の家まで会いに行くのに電車を乗り継いで出不精の彼氏のため通っていたほどだったのに… 今思えば、出不精なんて『痘痕もえくぼ』的な勘違い甚だしく、ただコッチに来るのがめんどくさいだけだったに違いない。 しかし、恋する16歳にそれに気づくことは大変困難なことで、当時あたしは女子高に通っていたので、週末にしか彼氏に会うことができず、毎週、電車に揺られて一緒に揺れる心と共に彼氏の元へ通っていました。
珍しい漢字を連ねる彼の名前をやっとこさ思いだし、とりあえず、検索ボタンを押してみる。 まさか、本名で登録はしてへんやろな〜死ぬほど検索件数でてきたらどーしよー
などと、悠著に構えて、がしかしちょっとドキドキもしつつ待ってみること約5秒。
検索結果 1 件 該当しました。
ええぇーーーーー!!!! 1件すか??!! もう絞れちゃったの??!! 早くない??!!てゆーか早くない??!!
心の準備ゼロのまま、彼のページに行くことになってしまいました。
さて、彼のmixiの感想ですが…
相変わらず、しょーーーーもない男でした。 やけど、嫌いになられへんのよねー。いや、実に憎い。
彼と付き合った期間は、たったの二ヶ月。 告白はあたしからで、当時、彼には好きな人がいたのですがその子には振り向いてもらえず、なんのその!といわんばかりのあたしの猛烈アタックで、彼いわく、『みなもやったら彼女を忘れさせてくれそう』と、アタックに折れたのか、もしくはその頃にはチョイチョイ手を出されていたのでそれの責任感からか、とにかくOKをいただいたわけで。
しかし、別れは突然なわけで。 略奪愛計画は見事失敗し、彼はやっぱり彼女が忘れられないから別れてくれ、とアッサリと言いました。 しかもソレがクリスマスの前日ときたもんだ。
あたしは忘れたくても忘れられず、目を閉じたら彼のあったかい胸がすぐそこにある錯覚から離れられず、長く長く高校三年生まで想いを引きずることになってしまうわけです。
付き合った期間は短く、実際に会っていた回数は数えられるほどですが、あんなに強く惹かれたのはやっぱり自分には無いものを彼が持っていたからなんでしょうね。 それは、たぶん彼の『社交性』だったと思います。 確かに、女が大好きなかっこつけのしょーもない男でしたが、なぜか彼の周りには自然と人が集まってくるのです。彼の太陽みたいな明るさに皆が釣られるようにやってきました。 あたしもその中の一人だったのかもしれません。
彼への想いを断ち切る術は、『彼のようになる』ことでした。 それが達成した時、あたしの中にあった後悔は思い出に変わりました。 自分でもびっくりするくらい、自然なことでした。
今も、mixiを見る限り、しょーもない男さは健在のようですが、元気にやっていることと信じます。
p.s 後日、自分のmixiの足跡をみると、しっかり足跡をつけられていたのは言うまでもありません。 …友人までの公開にしててよかったーーー!!!!
みなも
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