テレニティの戯言
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2007年07月23日(月) |
『HAPPY BIRTHDAY…デビルマン』 |
こんばんわ。今一番熱いのは選挙の結果ではなく、家庭教師のトライのポスターだと思う23歳、赤間久之です。『トライなら、落書きする暇を与えません』…お見事です。
ねぇムーミン…この前ノリで『NANA2』をみたらつまらなかったよ…前作は結構面白かったのに。そうだね、そうだよね。テツandトモはどこに行ったんだろうね…あっ違う、宮崎あおいだね。でも個人的にスマイリーキクチは好きだったんだ。
何だかやる気のないアイドル映画のようだったよ。ねぇアンパンマン、そんなにやる気のない濡れ場を演じるなら、いっそ柚木ティナ呼んで来た方がいいと思うんだ。あっちの方がカワイイし、ある意味演技派だしね。でもどちらかというと、年齢制限ついてお父さんが楽しむ映画になっちゃう…。
漫画の実写ってやっぱり難しいですよね。そりゃそうゃね、ドラゴンボールなんて映画にしたら大変だよね。ゴクウがカメハメハを撃つ度に派手なCGとお金が必要だもんね。なんていうか、『気』じゃなくて『金』を使って技を繰り出すよね。もうハリウッド超大作だよね。
でもね、セーラームーンを実写にしてしまうこの国だから、そろそろ
『ドラえもんTHE MOVIE ジャイコの逆襲』 ちゃーちゃーちゃちゃちゃ…ちゃー↑ラン!! (もちろんあのテーマ)
みたいな感じであのエセ猫も映画にしても良いと思うんだ。あるいは
『サザエさん THE MOVIE 大変!タラチャンがバイオハザード!』 (この映画には暴力的な表現やグロテスクなシーンがあります)
だけどそんな中でも伝説的なクオリティで僕の心を揺さぶってくれたのは『デビルマン』。まさに名作を迷作に変換してくれた脅威のインターフェイス…傑作です。その脅威さといったら凄まじい。windows vistaを一瞬で98にまで書き換えてしまう恐ろしさ。泉ピンコを…しかしこれ以上書き換えられない。あんな映画を生み出してくれた東宝さんに拍手(そして憐れみの目)。『デビルマン』『最終兵器彼女』『鉄人28号』は個人的に“駄目映画3部作"だと思うのです。
そもそもそういう“駄目映画“も一つのジャンルとして確立させちゃってもいいと思うんです。ホントの駄目映画には人を笑わせて、幸せにする魅力があるのです。あらゆるシーンで脱力クオリティ…それが駄目映画の条件。そして合言葉。中途半端に良いシーンがあっては駄目なんです。究極的に駄目シーンの連続でなければいけない宿命…その過酷な運命を見事果たした唯一の映画が『デビルマン』です。
不治の病遭遇率99%の長澤まさみ映画よりよっぽど面白いです。わざわざ世界の中心に行かなくても、お風呂場で叫べるゆとりがあります。かといって小学生が円周率を「3」で計算してしまう程のゆとりは無いから親御さんも安心です。そしてドン・キホーテ並のお手軽感がマニアにはたまりません。最近めっきり見なくなったボブおじさんも見られます。映画の中では逃走する気配はありません。
というわけで、最後にデビルマンからの名言をどうぞ。
『HAPPY BIRTHDAY…デビルマン』
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あかま
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