はーと&ダイアリィ
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2009年04月25日(土) 和やかな一時と母の気持ち

首を長くして、待ちに待ったこの日がとうとう来た。
私は朝早くから家の中の掃除と買い物にバタバタと追われいた。
気が付くと昼過ぎには少々疲れが溜まってきたような感じがあったが、
それでもなお気だるい体に気合を入れキッチンに向かうと、
頭の中はもう夕飯の準備でいっぱいだった。

というよりも、この時の私は「夕方には息子が、私達に彼女を紹介する為
連れて帰って来る」ということに、いっぱいになっていたんだろうと思った(笑)
彼女が関東地方の娘だと息子から聞いていたこともあり、
筍入りの鯛めしや刺身、てんぷら等この地元ならではの
美味しい物を中心にあれやこれやと考えながら、
私は朝から小走りにいそいそと、いろいろなものを準備していた。

あの時の私の心境はどうだったのかと今考えると、忙しいというより
何故か落ち着かないというのが本音だった。
「落ちつかない」の言葉には沢山の意味があった。
まず一番にどんなコ?性格は?年齢は?など息子をもつ母親なら
ごくごく当たり前の心境だったと思う。(笑)

しかし私のそのような気苦労も、二人が帰ってきて
息子から彼女を紹介された瞬間から私の中で一瞬に
消え去ったことを今でもハッキリと覚えている。 
それというのも一番に、終始笑顔のかわいい穏やかな娘
という第一印象があったからだ。

まぁ〜たしかに、最初は誰でもこんな感じかもしれないが・・・(笑) 
ところが、二日、三日と一緒に居るうちに彼女の魅力的なものが
私の中でどんどん見えてきていた。
洞察力を使い、こんなところと、こんなところがいいなと数えてみると
五つもあり、一番気に入っているのは料理が上手なことと、
料理のレパートリーが豊富なところだった。

私が、どうしてそんなにできるようになったのか?を聞いてみると、
彼女は、「料理が好きで好きで、ずっと前に調理師の免許を取ったんです。」
と頬を赤くしながら答えていた。
まぁそんな訳で、私達夫婦には何の不満もないほど彼女には大歓迎でした。

しかしまた違った視点で時々考えたりもしてみると (暇なもんでアハハッ〜♪) 
例え料理が全然できなくとも、いつも不機嫌な表情をしている娘であっても
我が息子が、好きで好きでたまらないから一緒になりたいといえば、
それはそれで・・・、仕方ないなぁ〜と思い(笑) 

一緒になる息子本人が何の問題もなければ、
こちらはできるだけ現状肯定主義でいこうかという努力が必要であって、
その方がみんなが幸せになるのではと考えたりもしてます。(^^)/~~~ 


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