HOSHI・HARU
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2005年01月16日(日) ドンペリ

先日、学生時代の友人の家に集まる機会があった。

各自手みやげを持ってきていた。ある友人は「シャンパン持ってきたよ」と言って渡していた。
みんな席について、さあなにから飲もうか?という話になった時、そのシャンパンを持ってきた友人が、「まずシャンパンから飲もうか」と言った。今回の家のホストは「でも、冷えてからでいいんじゃない」と全然乗り気でなかった。
しかし、まあ冬だから最初から冷えているだろうし、やはりシャンパンは最初がいいだろうという空気だったので、まずシャンパンから飲むことにした。

シャンパンを箱から出して、栓をあけようかという時、私は、偶然その箱に目がいった。文字がD.. p..とかと書いてある。
次の瞬間、私は、「もしかして、これはあの有名な! ドンペリなの?!」と叫んでしまった。
友人は、「なんだ気づいた? 実はそうなんだよ。」とこともなげに言っている。

場の雰囲気がガラリと変わり、ホストも「是非シャンパンから飲まして。」と態度が豹変した。写真をとっておこうよとか騒ぎならがら、みんなのグラスに注がれた。

早く飲みたくて飲みたくて、早く乾杯しようよという雰囲気である。
とうとう乾杯した。まず一口、口にふくんだ。
泡がすごい!
どうすごいかというと、これは測ったわけではなく口の中で感じたことだが、一つ一つの泡の大きさが通常のシャンパンの泡よりも小さく緻密である。
その緻密な泡が連続で舌と口の中に連続で当たっていく、その感触がとても上品で心地よい。私の主観であるが、その点が明らかに通常のシャンパンと違うと感じた。
味は、辛口系でクセのない味だと思った。本物の日本酒はさりげなくクセのない味である。というのと一緒だ。
これが、本物のシャンパンかー。シャンパンの発明者の名をとったあの有名なシャンパンかー。
私は、とても嬉しかった。また一つ自分の視野が広がったと感じた。


ほし・はる |MAIL

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