HOSHI・HARU
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↑この図鑑内です
台湾出張から帰ってきた。 妻からお土産を買ってきてと言われていたので、台湾の空港で買ったのだが。
必要お土産の内容としては、台湾土産で最も有名なパイナップルケーキを9個、ウーロン茶を2個、(あと職場に一個)。
まず、パイナップルケーキを探した。うろうろ探したが1種類しかないようだ。15個入りで結構、箱も大きい。これしかないんじゃ、これを買うかと思っていたら、店員がちょうど来たので、「じゃあこれ9個」と、店員の手の上に9箱載せていった。その瞬間、私はいやーな感じがした。ドバーっと土産を買い漁っていく典型的な日本人に俺はなろうとしているのか!と。
しかし、俺は気を取り直して、「ウーロン茶はどこ?」と店員に聞いた。案内されて、「どれがおいしいの?」と聞くと、「コーレがイチパン、コーレがニパン、コーレがサンパン」(台湾人の店員が日本語を話すとこんな風に聞こえた)と丁寧に3種類も教えてくれた。じゃあ、これとこれの2個にしようかなとレジに持っていこうとしたが、ちょっと待てよ値段はいくらだ? と値札を見ると日本円で1万円近くもするのが含まれているではないか! ダメダメ、危ない危ない。と戻した。 2個と言われていたが、おいしくてほどほど価格のものを1個だけ買うことにした。
あと、職場に1個。これは、何でもいいやと手が届くところにある菓子を1個とった。(まあ皆さんも、そんな感じでしょ)
これらをレジに持っていくと、何と、店員が大きなカバンに私が買うものを入れているではないか! 何だあのカバンは! しかもナイロン製の立派なものだ。 そうか、普通の手さげ袋では入らないから、カバンにいれているのか。そしてあのカバンは、私のような買い漁っていく日本人のために、作ったのだ。
私は、そのカバンを持つことにより、完璧な買い漁り日本人になってしまった。と自己嫌悪になったが、カバンがもらえてちょっとうれしいなとも思った。
しかし、パイナップルケーキは、なかなかいい値段がした。日本人が何も考えず買っていくパイナップルケーキを1種類しか置かず、それは少し高めのものを置く。 これは、賢い売り方だと思った。 もし、安いの〜高いの置いていたら、安いものを選ぶ人が多いだろうから。1種類しか置いてなかったら、多少高くても買ってしまうだろう。
その後、この大きなカバンと元々持って来ていたカバンと計3つを持って、私は機内に入っていった。3つのカバンとも大きくて、重たかった(私は、チェックインの時、1個も荷物を預けなかった)ので、座席と座席の間の狭い通路を通って行く時大変だった。しかも、自分の席はだいぶ後ろの方だ。何人かの人の腕にカバンをぶち当てながら、汗だくになって進んでいった。私は、あやうくこの時発狂しそうになった。何でこんな土産のせいで、苦労しなくちゃいけないんだ。
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