そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
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| 2008年03月24日(月) |
17時42分から19時34分まで |
仕事場を17時10分ごろ出発。
大丈夫、昨日のうちに煙草とスタバのラテと、そしてチョコパンは購入済み。
順調に車を走らせ、とっちゃんとの待ち合わせ場所に向かった。
結果的に今日はいろいろ話し合い、とっちゃんの長男くんのために1か月ほど逢えない期間が生まれることがわかった。
とっちゃんの車に乗り込むと、とっちゃんは本を読みながら、ニコニコしながら私を迎えてくれた。
どうやら、昨日の「最低や」の言葉はたいして影響していなかった。 あれはあの時のタイミングにたいして言われた言葉だったみたい。
とっちゃんは私の膝の上にいつもの通り足を乗せ、パンをムシャムシャ食べながらまた本を読み始めた。
とっちゃんは、ちょっと変わった本が好き。 とっちゃんは昨日空港の本屋さんで買った本を読んでいた。
ちなみに私が購入したのは貿易事務の本。 この本を読んで、ちょっと通関士という資格に興味を持った。 いつかホーチミンに住みたいと思っている私にとって、この通関士はきっと役に立つはずだから。
私はとっちゃんがたばこを吸ったりパンを食べたり本を読んだりしている間も、ずっと黙々と足裏やふくろはぎをマッサージ。
足の指の付け根をマッサージして分かったことは、とっちゃんの首はガチガチにこっているって事。
その間も色々なことを話していたけど・・・。
とっちゃんの長男くんは去年警察官の試験を受けたけど、最終で落ちた。 問題は面接だったみたい。
とっちゃん曰くは、長男くんが落ちた理由には私もかかわっているかもしれないと言う。
なんだか少し・・・・いやかなり落ち込んだっけ・・・。
「少しだけ逢えない期間が来るけどな」
そう言ったとっちゃんだったけど、私を安心させた言葉がそこにあった。
「期間」と言う言葉に安心した・・・だってその期間が終わったらまた逢えるんだって意味だから・・・。
大丈夫、私にはとっちゃんの「目」が入った数珠があるし、それを通じてとっちゃんがちゃんと私を見てくれているってわかっているから・・・。
私は気を取り直して、今度はとっちゃんの肩と首をマッサージ。
これはとっちゃんからのご希望。
さすがに運転席に座るとっちゃんの首を、助手席からマッサージするのは至難の技。
思うようにマッサージできずに困っていたらとっちゃんが「お前の車に移動しよう」と言ってくれた。
とっちゃんの首と肩をマッサージ。
うん、思った通りゴリゴリ・・・。首と肩の付け根あたりが特にこっていた。
だから私は助手席の後ろにまわり、後ろからとっちゃんの首と肩をマッサージ。
大人しく私のマッサージを受けるとっちゃん。
こんなに痛いの我慢していたんだ・・・て思うと、揉む手にも力が入る。
「とっちゃんの痛みよ、どっかに飛んでけーーーっ!」
と念じながらマッサージ。
だいたい30分くらいマッサージしたのかなぁ。
「どう?」って聞いたら「かなりマシになったゎ」って言ってくれたとっちゃん。
すると暗闇の中で「とびきりの笑顔」と分かるほどの表情をしてとっちゃんがチャックを下した。
そして私は静かに「とっちゃん」を口で愛撫し始めた。
吸ったり、舐めたり、舌でつついたり・・・
と。
とっちゃんが突然私の口の中から「とっちゃん」を出した。
Toっちゃん
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