そこにある時間
「出逢うのが遅すぎた」
絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。
DiaryINDEX|今まで|これから
今日も夜「あの人」と逢ってきた。
約束の時間は夜の7時半。頼まれていたものがあったので。 だから渡すものを渡したら「すぐお別れ・・・」と思っていた。 月曜日からアメリカに出張だから帰ってくるまで逢えない・・・とも思っていた。
しかし実際はさにあらず。
逢うとなんだか疲れていた「あの人」。 おまけにまだ「風邪」が治っていたいのか、扁桃腺が腫れていてしんどそうだった。 だからフ・・・と顎のラインを触ってマッサージ。
するとおとなしく私のマッサージを受け始めた。
痛くないように、「あの人」が痛さを感じないようにゆっくりゆっくり、「あの人」の様子を見ながらマッサージ。
「あの人」は寝息を立て始めた。
頸や肩は無理にする咳払いのためにパンパンに張っていたし、心臓の上にある筋肉の部分も硬かった。 だから私は「あの人」を起こさないように、ゆっくりゆっくりマッサージ。 寝息をたて、そのうちいびきを立て始めた「あの人」を見ながら静かに施術していた。
「安心してくれている」
そぅ思うととっても嬉しかった。
腕時計で時間を確認すると、時間は8時半。 「あの人」も時計をチェックしたけど、そのまままた寝に入った。 肩や頸、頭、鎖骨あたりなど・・・をじっくりゆっくりマッサージ。
最終的に「あの人」が目を覚ましたのは9時半。
そして一言「お前は俺の専属マッサージ師やからな。」
Toっちゃん
|