男と女と心と体and 晶
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2012年03月14日(水)
何にも、ない









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ずっと一週遅れの成長だったので、

7週(3月初め)で心拍が見えなかった頃から覚悟はできていた。


「次の診察で心拍が見えなければ、、、」

と言われてたが、診察日の前日に出血。

そこで確信した。


診察日当日、すんなりと現実を受け入れた私は

その場で手術日を決める。


そして昨日、手術。








妊娠が分かってからは、一喜一憂する毎日だった。

胎児の成長が遅いため、毎週診察に通った。

6週で出血し、切迫流産で一週間自宅安静。

出血が止まって安心するも、結局最後まで心拍は確認されなかった。





「初期の流産の原因は、90%が胎児側に原因がある。だから自分を責めないで。」

「自然淘汰」


薄情な親なのか、私は今回の流産で自分を責めたりはしていない。

仕方がないこと、と受け止めている。






流れのままに不妊治療を始め、幸いなこと?に2回目で命が授かった。

妊娠が分かり、正直不安で一杯だった。

が、自分でも驚くほど母性本能が芽生えた。

何かと束縛の多い妊娠生活だったが、ストレスよりも喜びの方が大きかった。

周りの家族の有り難さにも再確認された。

ダンナとの絆もより深くなった。



今回は残念な結果になってしまったけれど、

これほどのことを我が子は教えてくれた。


たった1ヶ月の妊婦生活。

かけがえの無い日々の連続だった。


ありがとう。







そして、覚悟はできていたはずなのに。



今日になってぽっかりと穴が開いてしまった私の心。









空っぽすぎて、何も、ない。










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