舌の色はピンク
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2025年02月17日(月) 昼寝後の阿鼻叫喚、トトロ泣き、大外れ読書

6時起床。晴れ。
赤子はずっと眠っていてくれたようだ。
妻を起こして授乳してもらい、げっぷ出しまでしてくれたから眠っていられた。
異様にハイテンションな娘にせっつかれて身を起こし、6時半ごろ抱っこして居間へ。
とても機嫌よく、朝飯の支度を始める前から遊びたがり、絵本を僕に読ませた。
朝飯はマーボー豆腐丼にした。
中華スープとヨーグルトは食べきったものの、丼の方は珍しく残していた。
とはいえ熱も平熱で、たまに咳はあるとはいえ調子はすこぶるよさそうだ。
昨晩の発熱だし受診を控えているから保育園には行かせられないがひとまずは安心した。

妻はいびきをかいて寝続けていたからそのままにしておいて、
予定が滞る9時半ぎりぎりになって起こし、飯を食わせ、赤子に授乳してもらった。
げっぷ出しをして9時50分に赤子をベビーカーに乗せて僕は散歩がてらOKへ。
さらにドラッグストアにも向かい、10時半帰宅。
入れ替わりで僕は娘の相手をして、その間に妻は出支度を済ませ、
今度は妻が娘を連れて小児科の発熱外来へ。
僕は昼飯準備。
ぶっかけにはさつまいもの天ぷらを乗せ、
さらに余っていたパプリカを、同じく余っていたエリンギ、椎茸、白菜、ひき肉とともに炒めた。
オイスターソースで味付けしただけで十分美味しい。
20分ちょっとで帰宅した二人とともに食卓へついて食らったが、娘は中華炒めにはあまり手を付けず。
ぶっかけも珍しく、ちょっとだけ残していた。
診察は様子見とのこと。
喉の腫れもわずかだし、そう心配はいらなさそうだ。

食後、洗い物だけ先に済ませてから妻にコーヒーを淹れてもらい、先日いただいたマドレーヌを食べた。
なんか異様に美味かった。
コーヒーとめちゃくちゃ合った。

赤子を沐浴させ、授乳、げっぷ出し後、娘に鼻吸引。
泣きながらも自分の足で機械まで来てくれるからえらい。
吸入後はやはり大泣き。
抱っこして落ち着かせつつそのまま寝室へ。
本人には可哀そうだが泣かせると寝入ってくれる。
案の定大人しめに15分もしたら寝てくれた。
僕も30分ほどかけて寝入った。
一時間ちょっとして目を覚まし、娘も14時に目を覚まして、二人で居間へ。
ちょうど赤子が泣いていた。
僕は雨が降っているのに気づいて、洗濯物を取り込まざるを得ず、娘を一度おろした。
当然泣いてしまうから妻は娘の方を優先して抱っこ。
数分で洗濯物をやっつけて交代。
阿鼻叫喚だった…。
さらに妻は、今日予約してある赤子の予防接種の支度がある。
午前にも行った小児科へまた行く格好となる。
書類整理を済ませて、身支度して、あわただしく14時半ぎりぎりに出ていった。

僕は娘を構いつつ本を読み進めていた。方舟。
序盤がかなりきつかった。
登場人物のセリフが棒読みとなるタイプの稚拙な出来で、
伏線となる部分がのきなみ冗長に説明され、ひたすら反吐が出る。
中盤に至ってもセリフの下手さは変わらず。
うええ、うええと吐き気をこらえながらも読み進めていった。

40分ちょっとで妻と赤子は帰宅。
それから妻は休みたがったから寝室送りにして、僕は娘にトトロを見せた。
以前も見せたが、その際には途中で飽きてしまっていた。
今回は本人の意思で延々見続けて、最初から最後まで集中して見きっていた。
とても楽しんでいたようだ。
義母からもらった猫バスのぬいぐるみを握り締めていた。
そしてそれ以上に僕は楽しんでいた。
もう何度も泣いているが今回は殊更に泣いた。
いろんな美が詰まっている…真心も優しさも。
子どもは自己も自己と世界を接続する認識も未成熟で、
彼らには不思議が、不思議とすら思われないまま身近にありふれている。
「まっくろくろすけ」は彼らにとってそういう実感なのだ、
認識と記憶のギャップがそこにはある。
この話の中では、大人たちがその子どもたちの目線を否定しない。
ただ現象に名前を付けてやっている。
そういう優しさだけでも涙が出る。
何より好きなシーンは、真夜中の芽吹かせだ。
大人に気づかれないまま子どもたちが奇跡を起こしている。
そういうことは、この世界にはたくさんあるはずなのだ…

トトロを見きってから娘を風呂に入れ、保湿着替えさせてから、
さあ今日はシチューを温めるだけだし娘を構ってやるか、思っていたが、
妻のリクエストで、昨日何食べたのニンジンバター炊き込みご飯を用意することに。
そのためニンジンを微塵切りにしたりなんだりで、ちょっと娘を待たせてしまった。
そっから30分ほどは構ってやれた。
途中で妻と交代して配膳。
娘はシチューだけお代わりを求め、他は残していた。
食後、義母が夕方に持ってきてくれたクッキーをやった。
僕らもたべた。
美味しかったが、妻は迷惑がっていた。
私は娘とクッキーを作りたいという話をしたのであって親にクッキー作ってなんて話はしていない…
とまあ、ごもっともな愚痴ではあった。
大量にもらってしまったのでひとまずは冷凍庫にしまわれた。

娘は妻とパズルを楽しみ、僕は赤子を抱っこしていた。
20時近くなって歯磨き、その流れで鼻吸引もさせて、昼寝時と同じく泣かせっぱなしで抱っこして寝室へ。
やはり15分ほどで寝てくれて、僕も後を追って寝た。
21時に居間に戻り、ちょっと赤子を抱っこして寝つかせ。
妻が書斎に行ってる間、方舟を終盤まで読み進めた。
つまらないが、早く終わらせて死月妖花やりたい。

22時過ぎに赤子が泣いて、妻が来て授乳。
僕は娘のおむつ替えと検温をした。37.1度。
明日の保育園はこのままなら行かせられそうだ。
夜食にバゲットを焼いて、昨日の残りの茄子のディップをぬり妻と食べた。
日記を書き、読書して、23時45分からミルクやり。
今日は予め140にしておいたから全部飲み切ってもらえた。
0時半寝室。
民話読み聞かせて1時就寝。


れどれ |MAIL