舌の色はピンク
DiaryINDEX|past|will
2024年09月22日(日) |
サンシャイン水族館、尻上がりの盛り上がり、アルバム見返し |
6時起床。曇ったり降ったり。 雨は弱いし天気予報でも午後には止む見込み。 気温の上昇も30度行くか行かないかだから、 動物園は控えるにしても、水族館なら行けなくはない。 ただ娘の調子はあやしい。 昨晩からのくしゃみと鼻水という症状に加え、体温が37.3度とぎりぎり。 お出かけによる負担も踏まえると、7,3で諦めたほうがいいだろうと僕は判断し、 妻を起こしてからもそう伝えてみたのだが、 妻は決行寄りの意志が固かった。 一番の決め手は、つわりが始まって以来全然娘とお出かけできていない、 つわりが済んだら猛暑やら悪天候やらで阻害されてばかりで、 臨月が近づいて動きにくくなる前に娘との思い出を増やしたいという。 そう言われては弱い。 僕は、ならば1時間で出るから支度しろ、直行直帰で基本的に寄り道はしない、 娘に負担がかからないようにして水族館だけに行く…と伝え、妻もこれを承知した。
ぱたぱたと用意して、9時25分に家を出た。 バス、中央線、埼京線と乗り継ぐ経路でいずれも座れなかった。 抱っこひもでかかえながら立ちっぱなしは体力消耗するが、 目的地に着けば降ろせるからとがんばった。 それに身重の妻だけでも座らせられたので良かった。 池袋駅からサンシャインへは10分ほど。 蒸し暑いが体に負担が生じるほどではない。 サンシャイン通りも随分変わった。 オタク産業に取り入ろうとする大手資本がキモチワルイ。 あちこちに立っていた黒人はいなくなってしまった。
サンシャインに着いて娘をおろしてみると泣いて抗われた。 抱っこがいいらしい。 疲れるが、水族館着けば歩くだろうとそのまま進み行って、 さてエレベーター前まで来たところで水族館の案内が。 土日祝日は事前予約が必要だという。 イラーッ…… 水族館で? そんなことがあるのか…とすさまじい苛立ちがつのった。 なるべくオモテには出さなかったが妻には伝わっていたろう。 妻はスマホを操作してWEB販売の手配を進めていき、 11時半からの入場となりそうだという。 直行直帰のつもりで急いできたのに1時間半近く待つこととなる。 だがここまで来て諦める方が具合が悪い。 釈然としないが待つことにした。 水族館ていうよりテーマパークなんだね、と妻が言う。 水族館に行きたいな僕は、と苦笑した。
さいわいサンシャイン内で待てるわけだから、 とりあえず早めの飯を食おうということにした。 パスタにするか悩んだ挙句丸亀製麺へ。 天ぷらたっぷりでいただいた。なかなか美味い。 娘もうどんは好きだから、調子よく食べてくれた。 店内は空いていたし、席に座って休めたのはなんだかんだでよかった。 どうあれ食事の時間は必要であったわけだからと前向きに考え直し、 満足して店を出た。 まだ11時くらいだったから、すぐ近くにあった31でアイスを買うことに。 妻が並んでいる間に僕はベビールームで娘のおむつ替え。 今の31にはクレープがあるようだったが12時からの販売だという。 妻が並んでいる間は娘を歩かせたりしていたが、 傘を気に入ってしまって、持ち歩きさせるには危ない。 31のイートインスペースに陣取って妻を待った。 だが列は大したことなかったのにえらい待たされる。 結局15分ほどかかった。 どうしてこのテのアイス屋は時間がかかるのか… たかだかアイスを盛るだけなのにあほほど時間がかかる。 妻が言うには客にいちいち試食させるからそれで待たされるのだという。 さらに、娘のアレルギーを警戒して二種頼んだのに、 アイスをすくい取る容器が一つきりで変えられないから、 なにかあったときの保証ができないと言われたそうだ。 オーダー時のアイス自体にはアレルギー成分の注意が記載されているのに それじゃ意味ないじゃないか私は本社に意見いれとくぞと妻も勢い込んでいた。 しかもアイスはそんなにおいしくなかった。 もう11時25分になっていたのでさっさかエレベーターで10階へ。
水族館前に着いてみるとたいへんな賑わい。 11時半予約のチケットを持っていてもなお入場に並ぶ。 さすがにさくさく進んではいったが5分は待たされた。 たかだか5分といえど、娘の機嫌の前では長大だ。 入ってすぐ、まずは機嫌を持ち直してもらおうと、 屋外スペースに出てペンギンへ向かった。 やたらデカいペリカンやらカワウソやらもいて、 みどころのないわけではなかったが、娘の機嫌はそこまで上がらず。 相変わらず抱っこしてが止まないから大体抱えてた。 屋内の方に移ってみても娘の機嫌は悪く、 ただでさえ人混みでストレス過多であろうところに、 館内の暗さが気に食わなかったようだ。 「くらい」「こわい」と繰り返して泣き出してしまう。 ところどころでは、デカい魚には興味をもつなどしていたのだが、 まず立って歩こうとせず、抱っこし続けてようやく見てもらえるという調子が続いた。 カエル、カニの受けは悪くなかった。 館内を一通り見て、もう暗い場所からは開放させてあげよう、 外に出ようと初めの屋外スペースに出てみるとどうやら持ち直したようで 、 今度は楽しそうに、ようやくあるきだしてくれた。 自らペンギンの見えやすいスポットを模索したり、 水遊びコーナーでげたげた笑ったりしていた。 僕と妻とで横並びになって数メートル先の娘の遊んでいる姿を眺めていたとき、 十数秒のことだし数メートルしか離れてないけれども、 こうして遊びをのんびり眺められるくらいにはなったのだなあとしみじみした。 天気も晴れてきて、その割に直射日光のあたりは柔く、そして涼しかった。 ここにきて行楽日和。幸せな時間にひたれた。 最後にアシカショーだけ見ておいとま。 なんだかんだで気分よく出られた。 妻はクイズラリーを突貫で解いていた。 正答率は半分くらいだったようだ。 シールをもらい、娘にあげていた。
地下一階に戻り、娘の調子が良さそうだったから、 妻の提案に乗ってトイザらスへ。 娘はシールをどうにか床に貼ろうとする。 妻には先に行っていいと言い、 娘には おかあちゃんあっちだよ と仕向ける。 すると歩きだしてくれるので気分良く見守れた。 トイザらスにはアンパンマンコーナーがあり 娘はそこでとても楽しそうにしてくれていた。 グッズをむやみに増やしたくないから何も買いはしなかったけれども。 まだ、買ってほしくてゴネるという振る舞いを覚えてないから助かる。
抱っこひもを再び装着して丸ノ内線へ。 帰りは一本で楽に済ませるつもりが、そこそこ乗客がいて妻しか座らせられず。 しかも荻窪までは50分以上かかってしまう。 JRを乗り継ぐ倍もかかってはさすがにイカンと、御茶ノ水で乗り換え。 娘は線路を見下ろして、黄色い電車、黄色、と繰り返していた。 乗り換え後も機嫌はよく、空いていたから座席に座らせて、 靴を脱がすと自ら靴下も脱いで、あちらこちらに愛嬌を振りまいていた。
荻窪からバスに乗って帰宅したのが14時過ぎ。 流石に疲れたし、娘へのおやつはもう思いきって多めのバナナで済ませた。 妻は寝室へ。 僕も最低限の始末だけをした後はもう娘と居間で横になっていた。 娘は少々遊ぼうとしていたが14時半には寝入っていた。 僕も30分ほどは眠れた。 妻は16時過ぎまで寝れたようだ。 娘は16時半まで寝ていた。 置き出したタイミングで妻と交代し、僕はOKへ買い物へ。 帰宅してから入浴。 15分後に娘を預かって風呂に入れ、出てから着替え保湿。 夕飯はハヤシライス。 娘に玉ねぎの皮を剥くよう指示してみたらせっせと取り組んで、 つるりんとした状態に仕上げてくれたものだからびっくりした。 今日のハヤシライスには玉ねぎを4つつかった。 しめじなし。 マッシュルームだけ少量入れて、あとは大量の牛肉。 しっかり美味しかった。
ダーウィンはライオン回。 娘もサバンナの動物には親しんでいるからそれなりに楽しんでくれていた。 動物の絵合わせをとりだしてライオンを引っ張り出し、 動物シールのライオンも合わせて、いっしょいっしょと繰り返していた。 20時からあやしたが機嫌はとてもよく、延々笑っていられた。 具合も悪そうには見えず。 ただ熱は37.8度と上がってはいた。 20時半に寝室。 今夜はベッドの上で妻と会話している際に割り込んでくる娘に付き合ってやり、 ところどころで会話してやったがものすごく楽しそうだった。
21時過ぎに居間に戻って、ちょっと原神。 イベントに追われることなくのんびり探索できるとこまできて、 ご褒美任務みたいなの終わらせて宝箱どかどか開けられるのがきもちいい。 頭痛がありあまり作業はしたくなかったが妻の掃除に付き合いはした。 捨てるもん捨てて、収めるべきものを収めていく。 あと昨日に続いて日記登録を進めていった。7月分まで終わった。
23時近くなってから、妻と昔のアルバムを見返した。 パリ旅行の。 ちょうど時期的には今に近い。 本当に楽しく、また何かとタイミングの良い旅行だった。 結婚する2年前で、関係は熟されているのに関係の名は進みきっていない、 気持ちにゆとりのあった時代の旅行。 見返してもいつも同じような感想になるのだが、夢のような日々だった。 ただ2冊めの最後の方は二人の慕わしい記録が強く、 これ子どもには見せらんないねえと笑った。
23時半過ぎ寝支度。0時過ぎ寝室。 民話読み聞かせて0時半過ぎ就寝。
|