舌の色はピンク
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2022年07月07日(木) 高校水族館部、答えを出す安易さ、割拠脱稿

5時半に一度起き、
眠れない妻に付き合い、
そのあと7時くらいまで寝直した。
外はよく晴れている。

弁当は豚肉と人参とキャベツと長ネギを炒めて
黒酢あんかけにした。
余りものを処分しただけではある。


朝番組で、愛媛かどっかの高校にある
水族館部みたいな部活動を特集していた。
学校内に施設があり、
年に一回公開するんだそうだ。
部員は本物の水族館さながらに、
一通りの管理や接客などを学んでいく。
これが人気で、公開日には行列ができるし、
新入生は前年度の二倍になったという。
こういう学校に子どもが行きたがったらどう思うか
妻に訊いてみたら、
やはりちょっとは尻込みするようなところがあるという。
「そこの偏差値が高かったら?」
「あー……ありだなって思っちゃうな。
偏差値なんてどうでもいいのにな」
「いや、わかるよ」
「でもそう思う自分がやだ」
全体的によくわかる。


一通りの家事を済ませ
家を出ようとしたところで、
青虫が見れるよ、と妻が促す。
廊下の出窓においてある鉢植えにはたしかに、
青虫が茎に寝そべっている。
チョット見つけにくく擬態しているかのようだった。
青虫なんぞキモチワルイばかりかと思われきや、
こうしてみると可愛らしさも感じられて不思議。


北欧神話にフーコーとレヴィナスを絡めた本読んでる。
テーマは歓待。
おもしろすぎてビックリ。
フーコーによればエピステーメーにより
具体的には名付けによって
人は全的なる対象から
個々の症例へと眼差されるようなった、
もうこれだけでも今の問題意識に直結するしよお。
レヴィナスの
何いってんだかわからんようなまわりくどい言説も、
自分の書きものを媒体に解体してみるとスンナリ理解できる。
あー いい時期にいい本にあった。嬉しい。


答えを出す安易さについて。
ある問題、命題に対してイエスかノーかの立場を表明し、
筋道だった主張を言語化することが
大人の嗜みといった勘違いが横行してる。
彼らにとっては、立場を表明しない人たちの
「考えなしによる曖昧さ」
「考えようとしない無関心さ」
「答えを出せない未熟さ」
がとても愚かに見えるのだろうが、
答えを出せているつもりの彼らは彼らで、
答えを出さないストレスに耐えられない未熟さがある。
世界の複雑系に立ち向かえず、
理解できる一部を切り取って定式化し、
自分なりの答えを示す。
それが考えることだと思いこんでいる。
あほめ。


西荻から帰って肉屋で牛肉を買う。
夕飯は妻のリクエストで焼肉のサンチュ包み。
なんでも陣痛来たれのジンクスで、
焼肉を食べるというのがあるらしい。
その焼肉の代替というわけだ。
コチュジャンも買いたかったけど
大型のしかなかった。
使い切れないから買わず。
代わりに、甘辛のタレを作った。
ネギと鷹の爪刻んで醤油に
砂糖ニンニクと一緒に入れて
ごま油をたらしただけ。
いや実に美味かった。

妻はお腹に産まれろ産まれろと促している。
本人がお腹にマタハラしてるみたいで面白い。


そして

割拠、脱稿……。
書ききれた…。
いや、正確にはまだ投稿し終えてないから、
明日には細かい修正を施すかもしれないが、
それでも全文書けた。
虚脱感?
なんか不思議な感じ。
1年3ヵ月。書こうと決めてからはたぶん1年半くらい。
ずっと頭の片隅にあったんだもんな。
お疲れさまでした。
これで出産と向き合える。


マッサージをして、民話を読み聞かせ。
イディッシュ民話、ちゃんとした
ユダヤ関連の知識がないと読み解けないと思われる話が多い。
解説付きだったら面白いんだろうなっていう。


れどれ |MAIL