舌の色はピンク
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2022年04月17日(日) コンサルもてなし、オーシャンゼリゼ、トキノ完成

日曜にしては早い8時に休日トーストを食べ、
妻は身支度を、僕は家事を済ませた。
オペラの様子は…かんばしくないが、
それでも、ちょっとでもマシになるようにと
グラサージュを繰り返した。


妻は区役所へ。母親学級。
その間に、トキノの最後の場面を書き足した。
すごくいいのが書けた…。
昨日の南新宿からの散歩が生きた。
実体験を文章に落とし込むの、ちょっとどうかなとも思うのだけど、
今回はあんまりずっぽしはまって気持ちよかった。


11時過ぎに荷物が届く。レンジラック。大物。重い。
とりあえず玄関に放置した。
風呂に入って本を読み、再び執筆。あとほんのすこし。

13時ごろに妻帰宅、昼飯はぶっかけにした。美味い。
OKストアで買い物して、掃除機。掃除の仕上げ。
居間に行燈が導入された。見事に部屋にハマった。

予定よりちょっと遅れて、16時半ごろにお客さんが来た。
妻の同僚で中国の方。
毛並みのいい外資コンサルタントだからと身構えていたが、
とても愛嬌のある娘さんだった。
座布団に寝そべり膝を曲げ、おもいっきり寛いでくれて嬉しかった。
その20分ほど後に、今度は関西弁の方。
図体がでかく声もでかい。ノリがよい。
二人からは贈り物を頂戴した。
赤ん坊用の肌着と熊のぬいぐるみ。
箱から何から可愛らしい。ありがたいことだ。

僕は次から次ヘチ料理を出していった。
ホットケーキにランプフィッシュキャビア、
スモークサーモン、マスカルポーネ、フムス。
サラダは真鯛、バジルとベビーリーフ、カラートマト、ピンクペッパー散らして
ドレッシングがオリーブオイル、バルサミコ酢、ブラックペッパー。
鴨肉のスモーク、リンゴソース。ワサビをちょっとだけ効かせてある。
マッシュルームのアヒージョ。
バゲットをかるく焼いて、バターちょっとだけ塗って出した。
これらをスローペースに、2時間弱くらいかけてぽつぽつ出していった。
代官山で買った和紅茶も好評。
やはり甘さが珍しいとみえて、
どこで買ったかを男性の方は強く知りたがった。
妻にコーヒーを入れてもらい、最後にオペラを出した。
好評だった。
なんとか側面も最低限は隠せたし…
クルミの風味が抜群に良い。
コーヒーとも合うしな。
皆さんにも満足いただけたようで嬉しかった。
コンサルってえとホームパーティーやらギャザリングやら
おうちでのモテナシされまくってんでしょってかなり怖かったけど
全体的にかなりいい反応もらえてたと思う。

19時45分にお客さんは退散。
まずは換気をした。
日が暮れてから一度、窓を開けたらと水を向けてみたのだけれど、
男性の方が暗い庭を怖がったらしく、笑った。
日が暮れる前には庭スバラシイ縁側スバラシイとテンション高めていたのに。
洗いものはぎょうさん。
リアルタイムでも洗ってたけど
たかだか三四人もてなすのでも大した量だ。
カトラリーデビュー戦だったから、
水垢つかないように丁寧に洗って拭いた。

疲れたようである妻はに付き合い寝室で一緒に風光るを読んだ。
それからカーテン取り付けに着手した。
長年世話になったカーテンとはさよなら。
丈あってなくて用をなしてなかったからね…
新しい方は、壁色と同色でまるでつながってすら見える。
東南を15分程で設置した。
さらにドレープを足して完成となるが、
必要な生地がまだ届いていないのでそれ待ち。

入浴は早めに済ませた。
何を思い出したのか、
妻が オー シャンゼリゼー と口ずさんでいた。
シャンゼリゼー、の部分は聞こえるか聞こえないかのささやき声で歌う。
これは思い出の曲で、パリ旅行でシャンゼリゼ通りを二人で歩いていたときに、
実際のシャンゼリゼ通りでこの歌を歌うのは浮かれ過ぎで恥ずかしいから、
ということで、
オー と揚々声をあげてから
(シャンゼリゼー) と小声で歌っていたのだった。
あのとき、なにかこう幸せの絶頂を感じた。
過去の一つ一つのがれきがうず高く積まれて、
その頂点に達したような気分が湧いたのを覚えている。


トキノ書けあがった!
嬉しすぎる。
村上龍が、限りなく…を書き上げたときに
道行く人に
ねえ僕小説書いちゃったんですよ。
と吹聴したくなったって思い出を
文庫のあとがきかなんかで述懐してたけどよくわかる。
自分の書くものは、小説に寄せてこようとはしなかった。
表現したいものが第一にあって、
それがたまたま小説に近い体裁になっているかもしれないが、
小説という枠に収めるための成形をしたくなかった。
でも今回のこれは、小説なんだろうなと思う。
自分の表現したいもの…文学的な要素と、
自分の言いたいこと…社会的な要素とがうまく噛み合ったと思う。


すこぶる上機嫌。
今夜はもう夜に追われず、
ゆうゆう寝室に向かって
民話を読み聞かせて寝た。


れどれ |MAIL