舌の色はピンク
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2022年01月13日(木) 会話

晴れ。
空気はかなり冷え込んでいるものの
身体が寒さに慣れてきている。

朝、ウカツにも食パンが一枚しかなかった。
妻にあげたがホンのひとかじりだけ頂戴した。

弁当はホイコーロウ風。
風というのはピーマンはおろかネギさえ入れず
調味もおろそかだから。
しかし
豚バラ肉とキャベツを豆板醤で炒めて
オイスターソースを混ぜ合わせコショウを振るだけで
巨大な美味しさが到来するのだから中華は偉大。


会社の人間相手をはじめとして
自分はもう長いこと
別に誰とも会話したくないんだなと思った。
相手のことがどうでもいいというか。
笑いを捨ててから随分長い年月が経ってしまって
今では会話相手を楽しませようとかする精神もなくなって
事実誰も僕を相手に会話を楽しめないからか
誰からコミュニケーションを求められることないし
もはやそれでいいと思ってる。

ただ僕自身は
誰とどんな話をしても得るところがある。
というか得るところが多すぎる。
どんなにつまらない話でも、たどたどしくても、
それこそ今日は良い天気ですねえなんていう
無味乾燥なやりとりからであろうと、
勝手に含蓄を、哲学を、学びを得る。
一方で多くの相手は僕と話をしてみたところで
何が得られるわけでもないだろう。
だから、悪いな、と思う。
こっちばっかり楽しんで。それも後から。

無味乾燥な会話はいくらでも続けられるようになった。
なんといっても食の話題はやりやすい。
話してる内容自体は面白くもなんともないけど。
それでもちょっとした言葉のまごつきや
表情の揺るぎ、空気感、間などからは
無数の人間の発見が得られる。
だから僕は楽しい。

そういえば知り合ったばかりの男が女の連絡先、
というかLINEを尋ねるというのは
自然にもってかないといやらしさがにじみ出るものだけど
今ならカンタンに得られるなとこの前思った。
この世で最も無難な話題である
 好きな食べ物嫌いな食べ物
から話をつないでって
それならこんな料理あるよとか料理法がとか言って
 エー美味しそう
ってコメントさせたら
 じゃあレシピ教えるよ、ていうか送ろうか
で済む。

やんないけど。せせこましいし。
女に飢えてもいないし。
下心ないならフツーに聞けばいいだけだし。
でもネタにはなる。

数少ない友人相手とは会話したいな。
なにも話すことはないのだけども…。


君のことが大々々々々好きな100人の彼女、
再び読み始めてみた。
いかにもヤングジャンプっていうノリで
ギャグシーン…というかツッコミが寒々しいし
キャラも記号的でこりゃダメだと一度は切ったんだけど
二次裏では
「ドンドン狂気が増してる」
「突っ走りすぎてもう歯止めが効いてない」
「どこまでいけるのか制作陣が一丸となって検証してるみたい」
みたいな評が下されていたから
信じてみることにした。


妻から朗報。
現在は近所の産科医院に通っているが
ここは人気があるのか
予定日あたりには混んでいて
2件キャンセル待ちであったのが
今日どういうわけだか予約がとれたらしい。
なんでもダイレクトに聞かれたそうだ。
「他の産科とれそう?」と。
大変そうですと妻。
やっぱりウチでいいの…?と先生。
はい!と妻。
わかりました、ねじこめないことはないから…と先生。
ご厚意なのかなんなのか、とにかく助かった。
普段は無愛想な先生なのだそうだが、
妻が感謝と喜びをあらわにしたところ
ちょっと笑っていたらしい。
うちの妻は喜びに対してはスナオだからな…。
なんであれ、これで今後もここへ通い、ここで産める。
極めて理想だ。
他にも車で15分圏内の産科医院をリストアップはしていたが
ここならば歩いて8分、立会い出産も可能で何かと都合はいい。

検診結果も上々。ホッッッッの連続。


帰りは西荻に寄り肉屋でベーコンを買って帰宅。
夕飯はカルボナーラ。
いつもアツアツでいただけないから
今日はちゃんと事前に皿を温めておいた。
卵も常温に。
二人前の手順。
ボウルに卵2コを開けて、白身1コ分は捨てる。
生クリーム70ml、粉チーズ、塩コショウを混ぜておく。
お湯を沸かして麺を茹でる。
オリーブオイルでニンニク一片とベーコンを炒める。
麺が茹で上がってきたらお湯少量とともにフライパンに移して乳化させる。
火を止めて卵液をフライパンに入れてよく和える。
ブラックペッパー、粉チーズを振りかけて
イタリアンパセリを飾ってできあがり。
極めて美味しかった。


ジャーナリズムについての本を読み始めてみた。
多少なりとも政治、経済、社会を語るには
知見を得たり発信するだけではなく
その取りまとめかた、扱いかたまでをも
熟知せねば…というのは望み過ぎだけど
まぁ通じておいた方がいいので。


原神、エンドコンテンツである螺旋回廊の星36をとうとう達成した。
長い道のりだった…。感動した。
やはり第12層の3戦目がクセモノで幾度となくチャレンジした。
前半をベネット、行秋、シャンリン、雷電将軍にして
開幕にベネット元素爆発、雷電将軍のスキルにつなげて
シャンリン元素爆発とスキル、行秋元素爆発とスキル、
雷電将軍元素爆発、2匹をたたんだら
続く二匹にシャンリン元素爆発、スキル、ベネット行秋将軍…とまわして
残り時間8:50で前半終了。
後半は先生、バーバラ、綾華、胡桃。
開幕は先生元素爆発、スキルでバーバラスキルにつないで
綾華元素爆発とスキル、胡桃スキルと元素爆発、重撃…
残り時間7:30ほどで遺跡守衛2体を迎え、
総力をあげて叩き潰した結果、胡桃の元素爆発でエンド。7:08。

あまり育ててもいないバーバラを抜擢したのが勝因だった。
2戦目を万全の状態で終えるためというのもあったけど
それ以上に水元素付与役として優秀。
しかし最適解求めての試行錯誤は楽しかったけど
運の要素も強かったしもうチャレンジしたくはないな…。
無凸の申鶴育ったから次回はヌルくあそぼ。
これでもう最適解からは開放されんだ。


妻から「貰う」と「授かる」の違いについて説明できるか問われた。
貰うの方は能動者が明確な一方で、
授かるには神とか天とかそういった超自然な主格が想定されるから
誰からのものか判別しにくいニュアンスがある、
また
貰うの方は所有権が自分へと移されたという意味が明確な一方で、
授かるの方は一時的で、与っているに近いニュアンスがあると応えた。
妻も似たような認識のようだ。
Syrup16gの歌詞、
「誰かの手にまたこの生命返すんだ」が思い返された。


トキノについて、妻にタイトルだけ意見を伺ってみた。
三案。
1.「誰がトキノを救うのか」
2.「何も知らないトキノ」
3.「トキノはまだ何も知らない」
妻は1が良さそうだとの答え。
ただしタイトルありきで読者が読み進めることになるから
読みかたを規定してしまいやしないか、
だが内容を知らないからなんとも言えない。
そんな答えだった。

トキノについてのメモ書き。
十何年ぶりかに故郷の町に戻ってきた女が噂になっている。
その女の娘はまだ1歳やそこらだが、この町に捨てられていった。
捨てられた場所は誰もが出入りできる町のたまり場である。
女はこの町とこのたまり場に特別の思いがある。
女はこのたまり場に因縁のある男たちに
わずかずつの因子をふりまいていった。
かくして男たちは捨てられた赤子トキノを救わなくてはならない。
「誰がトキノを救うのか?」
トキノはまだ知らないが、その生は祝福されている…。

たまり場はシェアー的な場所。
誰のものでもなく、開かれている。
専有されていない。私有からほとんど開放されている。
ここに捨てられたトキノもまた、誰に占有されることもない。
血縁関係にない無数の父たちのもとシェアーされている。
などなど。


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