舌の色はピンク
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| 2021年11月03日(水) |
丸の内、自動化回転寿司 |
快晴。 祝日だが出勤。 退勤後に丸の内で妻とショッピングする予定を見越して ちょっと若めの服で家を出た。
妻の昼飯は鶏肉とキャベツのニンニク黒胡椒炒め。 僕の方の昼飯は、悩みに悩んだ挙句 キッチンジローにでも行くかと九段下駅まで歩いていってみたものの 祝日につきお休み。 というか周辺の飲食店軒並みお休み。 まあな、オフィス街だもんな…。そうなるよな。 昼食難民となってしかたなく吉野家へ。 カルビ丼と味噌汁、サラダ。 まあ、ウマイかマズイかでいえばウマイけども、 なんの面白みもない味。 金と、それ以上に貴重な食事機会を逸したのが悔やまれる。 かなうなら一回たりとも飯をハズしたくない。 内臓器官のために挟む健康食ならまだしも 味付け濃い目の外食で無駄打ちってのはゼロにしたい…。
祝日だから 最近の傾向として 早上がりが許されるかとも思われたが 各部署の意向以前に上からそのお達しが今回は下されなかったから 忙しくもないのに定時までいた。 まぁこちらは仕事がなくはないのだけど 他部署は明らかに終盤3時間くらい暇を持て余していてカワイソーだった。
退勤即、神保町から大手町へ。 駅構内を長々歩き丸の内KITTEへ。 妻と合流。 近年グッドデザインを受賞した品物の数々を取り揃えたショップで いろいろと物色してみたものの、2年前とそう変わらない。 他の雑貨店でも似たようなところがある。 これはHakoaのショップで顕著で、 ある時期にググッと新作が増えたっきり、打ち止めになってしまった。 ただ今はこちらに、和雑貨を求める需要がある。 そういう目で見てみるとちらほら面白い物品もあった。 が僕の方はろくろく買わず。 妻の方があれこれ買っていた。
ショッピングの雰囲気を味わうだけでも 本日の目的は達せられたつもりでいる。 アンテナの感度が高まるのだ。 本当なら丸ビルまで足を伸ばしたくもあったが 各所は20時で閉店。 おとなしく西荻までまで戻って、駅前の回転寿司に入った。 入店して即座に客案内の装置があり機械操作で座席へと誘導され、 席についてからは一席に一機設けられた端末操作で寿司を注文する。 目の前に板前はおらず、レーンはあるが寿司は回転していない。 ただ端末操作で注文したら、 二分とかからず厨房から寿司が高速で流れてくる。 皿を受け取ったら、受け取りましたのボタンを端末でタッチする。 掛け声も呼び声も要らす、店員とのふれあいは一切ない。 コロナ禍に最適化された接客法ともいえるけれども、 おそらくはコロナがなくてもいずれはこうなっていたという、 ある種の合理性の極致を見た。 味も悪くはないし、二人で4500円なら高くもない。 だが二度とは行かないだろう。
つまりまー この感覚は TSUTAYAやBOOK OFFみたいなもんだ。 各地に展開されたこれらの店舗は、個人経営で商売していた レンタルビデオショップや古本屋を 次々とことごとく駆逐していった。 もともとその分野を愛好していた面々からすれば、 いくら資本力に優れたそれら店舗が 一見安かったり一見使い勝手がよかったりしても、 その業界での培われてきた流儀や伝統、 広くいって文化が死んでしまう憂いがあり、 大勢に抗っていたい一方で、 駆逐されてしまったならばもはや受け入れざるをえず、 むしろ愛すべき店々を食いつぶしていっただけに その分だけ頑張ってもらおうとする心理まで働きかけてきたところへ、 今度は新手のサービス、配信主体のビジネルモデルに押されて 「さんざん駆逐してきたはずの」TSUTAYAやBOOK OFFが 今度は駆逐される側にまわるという、 自由競争のあまりに自然な成り行き。
僕(ら)には、回転寿司とはこういうもんだって 一端のこだわりがあるけれども、 その時点でも本来の寿司って文化からはかけ離れてる。 そもそも寿司を回転させるって意味わからないしな。 で、その回転寿司が新たな時勢に塗りつぶされる如く まるまる様変わりしてしまったとしても、 これはもう、「そういうもの」なのだ。
…と踏まえた上でなお、 各世代は自分の世代の「懐古的正当」の感覚を、 肯定しきっていいと思う、 その主張を僕はかかげてる。 今回の回転寿司の件は、今度いくどとなく思い返すだろう。 うん、来てみてよかった。
久しぶりにちはやふる読んでる。 30巻くらいまでは持ってるから、 そっからの続きを。 やっぱ脂っこい…。 感動シーンとか名言みたいな 決めゴマの置き方に食傷する。 いや面白いし上手いし、 決めゴマはものすごーくキマッてるのだけど、 ずっと焼肉食わされてるみたいでウェップってなる。 このへん、あさひなぐは見事だったと思う。くどくなくて。
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