舌の色はピンク
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2021年06月23日(水) イエ

朝はだいたい10分ほどかけて弁当を用意する。
今日は昨日残しておいた八宝菜を熱すればすむはずが、
ボリューム足りないかなと思い
やはり昨日余したイカをさばいて炒めて加えた。
朝っぱらからイカをさばく日がくるなんて…。
そして僕の弁当箱はない。
しかたねーから
箱型のジップロックにご飯詰めて
その上に八宝菜のせて中華丼弁当に体裁に。
…美味しかったけどまだボリューム足りなかった。
白菜も足すべきだった。


池袋暴走車交通事故の件、また再燃している。
加害者老人の法廷での答弁が取り沙汰されているようだ。
この事故(事件)は上級国民が権力機構がって批判意識が
ネット上では強いけれど
個人的には被害者遺族があんまり痛ましすぎて見ていられない。
そもそもあらゆる不幸(殺傷、災害、疫病、戦争含む)のなかで
最もといえるほど交通事故を忌み嫌っているのだけど
そこへ加えて
子どもが被害者になる事件事故には目を背けたくなる。
今回はその重ねがけで
さらには最愛の配偶者まで喪っているのだから
悲しみや無念の程は想像を絶する。
加害者男性がどうのこうのととても言及する気になれない。


風景の環境哲学、面白い。
場所性についてのインスピレーションを得たいと思い買った本だが
まさしく大当たりで、
空間哲学に「履歴」という観念を採用しているところに興味をもった。
人間と事物の関係性を、
人間を主体としてみたときには所持所有の観念が発生するが、
物を主体としてみたときにはどの時間にどの空間にあったかという
「履歴」によって定められるに過ぎない、
そして物は(その)人間よりも長くこの世に存在するものである…と。
ここには重大なヒントが忍ばされている。


妻が週末に「Va11-Halla」というゲームを買い、
昨日一周目をクリアしていた。
主人公はバーテンダーで、店に訪れた客に酒を出す。
その場で会話が進む。
店内でかけるBGMを選定したり、
自宅の内装を凝ってみたりといった要素もあるのだが、
それでも内容のほとんどは会話。
これはアドベンチャーにあたるのだろうか。
グラフィックは気取りのないドット絵。
キャラクターデザインはいかにも日本人好みのアニメ絵だが、
製作はなんとベネズエラらしい。
そして会話には苛烈なシモネタが多い。
男女関係だけならまだしも自慰ネタまで繰り出してくるのにはビックリ。




最高裁判所まで上訴された
夫婦別姓の件が原告敗訴になったんだとか。
夫婦同姓に反対し続けているうちの妻はぶちぎれ。

戸籍制度は律令制ありきの仕組みで、
これは公地公民を下地にしており、班田収授のためには理にかなっていたようだ。
ある土地の位置と広さ、そこへ住む人々を把握するために戸籍が要った。
この当時の日本では国民のほとんどが農耕を営んでいた。
つまり人生が一定の土地に根ざしていたわけで、
管理する側からすれば、戸籍によって人員と土地とを一挙に見据えられる。
「律令制の理念的背景である朝廷を頂点として重層的に構成された空間-社会の中に、
各人の置かれるべき場所を指し示すものであったといえる。」(『住まいと仕事の地理学』)
現存している西暦1000年頃の戸籍を調べると女性が圧倒的に多く、
これは正丁にのみ課せられる調・庸を免れるためであったらしい。

戸籍制度は拡大された「イエ」の構造を示している。
なるほどいかにも旧習であり、
近代化とともに洗い落とされるべき伝統であると、
現代にあって反対されるのもうなずける。
ただこれが「無駄」だとか「悪しき慣習」だとか言い表されるとなると、
俄然うなずきかねる。
夫婦同姓はパターナリズムと対立する。
家父長制はそれこそ悪しき旧習と切って捨てられがちな昨今だけれども、
リバタリアニズムの行き過ぎを監視、抑制する機能がある。
より現代的であるためには家父長制を振り切らねばならない、
という命題は一見賢明なようだけれども、
それを是とする見方はあくまで西欧の歴史に則った視点であって、
どの人にも適用されないのは勿論のこと、どの文明社会にも当てはまるわけじゃない。
日本がそうであるかは意見が分かたれるにせよ、分かたれるだけの理由付けはある。

右翼の常識が世間の常識でないように、
左翼の常識が世間の常識なわけじゃないし、
その都度感情や自己利益に振り回されず考えるべきだと思うんですけど。
「こうあるべき」と主張を掲げるまではいいとしても、
「こうじゃないのはおかしい」と喚きだしたら、一度我が身を省みたほうがいい。
朝日新聞のまとめた記事に、
夫婦同氏を合憲とする判断に反対した判事の見解が載っており、
そこには冷静で公正な意見があるけれども、
これを引き合いにあたかも
「ホラ!」
といいたがる連中は始末が悪い。
自分に都合の良い、自分の追い風となる意見ばかりを引き寄せてると
ドンドン冷静さからも公正さからも遠ざかってしまうのに、
その危機に無自覚であるのは悲劇だ。


高円寺駅に降り立ってすぐサックスの演奏が聞こえた。
いやサックスじゃないかも…管楽器聞き分けられないから知らんけど
まぁサックスみたいな音色。
若い女性が路上ライブスペースでノリよく吹いている。
あの流行りの髭なんとかいうダッッッッッさい曲を。
でもまあ、これは責めるべき問題ではないし、
個人的にものすごく不快だけど(具合が悪くなる)
しかたない。
早くこの場を離れなければ…となかば走るように信号渡って
ロータリまできたら
数学とかできなさそうな男女4人が
演奏に合わせて大声で歌いだしてる。
うわキッツ…
音だけでもダッッッッッさいあの曲に
それをはるか凌駕するダッッッッッさい歌詞までのせて
アルコール任せに高円寺駅前で歌い上げるダササササササといったら。
いよいよ気持ち悪さが度を越えて
連中の大声を上回る大音声のうるせえぞをかましてやるところだったが
グッとこらえてなんとか足早に去った。
今思い出しても気分が悪くなる。
でもあの場合、ルール上許されると思う。
彼らはその土俵に上がってる。
町中でいきなり人を殴っちゃダメだが
ボクサーがリングの上で相手を殴り倒しても合法なように
彼らはあの地点で通行人から
うるせえぞ、と思い切り叫ばれても文句が言える立場にない、
というかそれをよしとする価値観の上で秩序を成り立たせているはずだ。
やっぱり叫んでやればよかった。
他の通行人の迷惑になるからやめたわけですが。

しかし仮にありうるパターンとして…
 うるせぇぞっ!
と近場で思いっきり叫んだら、連中ぎょっとして、一瞬は怯むだろう。
でも酒も入ってることだし、一拍置いてから
 うっせえうっせえうっせえわ〜
とかやりだしかねない。
そうするとこちらはもう、胸ぐら掴んで
すぐ近くの交番にまで引き連れてってしまうだろう。
これはさすがにだめだ。


夕飯は冷麺。
市販の冷麺用意して
ゆで卵とキュウリ加えておわり。楽ちん。
これが全く美味しくなかった。
西荻窪で10年ほど前に一度だけ入った焼肉店で
どえらい美味しい冷麺を食べた。
その幻影を追って、いまでも時たま冷麺を食べたくなるのだが
ろくな目に合わないのがほとんどで嘆かわしい。


Twitterで
10文字ホラーのタグがあり
今は割拠が小区切りで小休止してるから
やってみた。
まぁ…リアクションがないのはいいや。
しかしタグから他の投稿を見てみるとあまりにひどい。
使い古されたあるあるネタとか
うちわっぽいネットミームとか
新奇性も珍奇性もなくって
オ オエェー
内臓吐いちゃう。


れどれ |MAIL