舌の色はピンク
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2014年11月03日(月) 夜遊びの心得(きっとそうであると推察しうるもの)

知人が初めてガールズバーに行ったらしく
その報告を聞いてみたところ、

そこにいる許可を得られてないごとき居心地のなか
お互い興味のない質問を代わる代わる投げかけ
どうしようもなく盛り上がらない会話に辟易しつつ
一杯のドリンクを飲み干さぬようちびちび消費し
なんらの未来も育まれぬその場限りの気苦労

といった惨劇に終始したという。
おおむね想像通りである意味安堵する。

しかし
「じゃあどうすればよかったのか」
にまで目を向けると、これまで食指の動かなかった僕にも
俄然興味が湧いてくる。

つまるところ、どれだけプライド捨てて
普段の自分を忘れられるか、あるいは仮初の自分に酔えるかを
楽しむ場なんだと思う。
スナックでもキャバクラでも、おそらく楽しみ方の根はそれに近いはずだ。
極端にいえば嘘をつく楽しさ、これを堪能できるかどうか。

「今日はどこかお出かけされてきたんですか?」
「今日はべつに。でもまぁ昨日はシージャックしたよ」

このぐらい言っちゃっていいのだ、きっと。

「お仕事なにされてるんですか?」
「太政大臣」

このぐらい言っちゃわないとだめなのだ、きっと。

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ともあれ現実的に考えて、
後腐れなく好き放題に嘘つきまくれる場自体は貴重だ。
そのうち気が向いたら行くかもしれない。
お酒まるで飲めないけど。


れどれ |MAIL