舌の色はピンク
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電車が駅に到着すると駅名知らせるアナウンスが流れますよね。
なんでホームに放送するのか。
ホームにいる人間は自分がいま何駅に立ってるか理解している。 彼らだってそのくらいはわかる。なめてもらっちゃこまる。 どう考えても移動中である電車内の人間に向けて知らしめるべき情報なはずなのだ。 扉が開く前にアナウンスされているときすらある。 これがほんとの見切り発車です。ふざけてる。
ついでにのたまえば電光掲示板のやつも我々を馬鹿にしていて、 ここぞというときに文字を点滅させるでしょう。強調する名目で。 時たまあの点滅のテンポがえらくのんびりしている。 滅 の間がえらい長く、文字表示時間がえらい短いという、 乗客全員を試しているとしか思えない難度の点滅。 こちらの仕様……人間はまばたきをする……の穴をうまくついている。
オーケーまだ続けよう。 駅名標はどうだ。 ホームに設置されとるよな。天井から吊り下げられて。 それが電車内から見えないことがある。 よほど角度を工夫しないと窓越しには確認できず、 よほど角度を工夫してすら窓越しには確認できないことしばしば。 やってくれるよな。
……ひとつひとつは脅威に数えずとも、 揃えて和えれば強大な壁がそこには現れる。 いま何駅なのかわからない。 たったこれだけの不明が、 しかし人生狂わすに足る。 まったくよく考えてくれたものだと感心する。 どうしたって抗う手立てはない。 我々は奴隷……奴隷なのだ。
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