舌の色はピンク
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僕はもともと安直な下ネタくらい 繰り出してみせる奴だったと記憶している。 転機はやはり小5の転校だったのだと思う。 転校と同時に演じ始めた真面目っぽいキャラを 自然に脱却するタイミングがなかったのだ。
それでも一度勇気を出してみたことがある。 小学校6年のとある休日に 当時もっとも仲の良かったオカを自宅に招いて SFCのがんばれゴエモンをプレイしていたときだ。
壁からバネ仕掛けの巨大なボクシンググローブが 一定感覚で前後運動する障害を乗り越える面だった。 ソレは僕には男性器に見えた。 見立てられると思った。 「チ●コじゃん! ほらチ●コだよコレ!!」 意気揚々、持ちうる限りのテンションと 自前の笑い声となけなしの勢いで僕は言い放った。 だいじょうぶ、オカは下ネタ好きだ。まずノッてくれる。 「え。つまんない」 一蹴された。
あれぐらいスベッたことは後にも先にもない。 今思い出しても胃液が逆流する。 この一軒を経て以来、僕が猥語を口に出すことはなくなった。 下ネタもやめた。 死んだ。
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