舌の色はピンク
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2007年03月15日(木) 家庭の美学2

やっぱり僕の家族仲は冷めている。
陽気極まる明るい母、
計画家でインテリな長男、
遊び人でアウトドア志向の次男、
何事にも兄二人の間をいく末っ子の僕……っていう4人構成。
2年ほど前まで実家に一緒に住んでいた。

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僕ら息子3人には暗黙の了解といおうか、
いつしれずと出来上がっていた絶対的ルールがある。
「家族の前で笑顔を見せない」
それも徹底して…だ。

外向性をいかしてマシンガントークをする母に
息子は耳を傾けながらもまったく笑わないし、
夕食時にバラエティ番組を見ていて
面白い場面に見舞われても
必死で笑いを堪えている男たちがそこにはいる。
なんだこのルール。自分で書いてて不思議になってきた。
でも兄弟でそれを話し合ったこともなく(そもそも会話がほぼ無い)、
自然と発生した取り決め事なのだ。

とはいえ僕たち兄弟は家庭内ツンデレなので
優しさに似た言動をふとした瞬間に垣間見せてしまい
「冷めた家族」の装いが儚くもはがれてしまうことがある。
その気の緩みを母はすかさず察知し、曲解し、歪曲し、
「私の息子たちは普段冷たいくせに実はこんなにも(略)」
と己のブログにしたため、
大勢から好意的なコメントを賜って喜悦に浸るのだ。
いたい。

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海外ドラマのフルハウスみたいな家族愛の真逆を突っ走るも、
こんな家族はこんな家族でアリなんではないでしょうか。
なんてなことを家族仲円満な悪友に打ち明けてみたら
「俺には考えられねーよ! 全ッ然理解できねーよ! アホか!」
と一蹴された。


れどれ |MAIL