舌の色はピンク
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2006年10月13日(金) さよなら さよなら さぁうちに帰ろう

一人暮らしを始めてちょうど一年経った。

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自分でも驚くほどなんの感慨もない。この一人暮らしが自然過ぎる。
さかのぼること365日、の一日目から全く違和感なかった。
ア ここ俺の家だ と思った。
思ったっていうか意識すらあんましなかった。
二日目の朝起きたときも どこだここ ってなんなかったし普通だった。
むしろ実家にいたときのほうが不自然だった。あれは僕の家じゃない。

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実家にいたときは所作にいちいち慎重だった。
壁、床がささいな振動で強く響くことにくわえ
電話声すら隣家に聞こえてしまう家だったので。
忍の者かってくらい足音をたてず
盗賊かってくらい存在感を消す
一種ストーカー性のアビリティを身につけてしまった。

徹底ぶりのあまり家族にすら
不意に姿が見え隠れする僕に対して
不審者が侵入してやがるとの誤解を受けることしばしばであり
末期には敢えて小さい咳などの地味アピールをすることによって
他人でなくアンタらの家族ですよ、
という顕示的なアクションをこなすまでに至った。

もうあんな日々はごめんだ。


れどれ |MAIL