舌の色はピンク
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2006年07月25日(火) シノさん

中学のときに
シノさん
という同学年には到底思えないほどの落ち着いた佇まいを
かもしだしているクラスメイトがいて
僕は「なんでそんなに優雅で気品があるの」などと
よく突っかかっていた。

ある日いつものように
「シノさんは学年一大人っぽいよ」
と僕が軽口をたたいたところ
シノさんは読んでいた本をパタンと閉じて溜め息を一つついた。
「そんなことないよ」
「なくないって」
「うーん……。……ちゃんと、調査を試みてみたら?」





ドッキューンンンンン



「調査を」「試みて」「みたら?」
いずれもが超中学生級ワード……!
否定の発言にしてかつ 学年一のそれ であることを
実証せしめてしまったこのエロキューション……!

すっごいドキドキした。

成人した今でも日常会話で
こんなセリフ使える気がしないよ。シノさん。


れどれ |MAIL