舌の色はピンク
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2006年04月17日(月) ギャップ論考

仲間内で
「やっぱりギャップは魅力だ」っちゅう論議を交し合った。

普段厳しい人の褒め言葉。
優しい人が怒る瞬間。
守銭奴の支出。
一見アホな奴がたまに呈す知的な物言い。
無表情人間の笑顔。
どれも魅力だ。

で、語ってるうちに
「自分のギャップはなんだろう」と思案し出したら、ひとり行き詰った。
なんかなにやっても今更感がある。
そもそも、判り易いキャラがあってのギャップっつー前提のもと
この魅力システムは適用されるべきであって、
自分みたいなよーわからん人間は
その範疇外なんじゃなかろーか。

……なんだろーな。
ひねくれてる とかはよく言われるから、このギャップていうと
ストレートでベタ か?

顔をジロジロ見られてたら「ん? 顔になんかついてる?」と反応すりゃいいのか?
知らない言葉を聞いたら「なにそれ、食えんの?」か?
旅行先(孤島)の旅館(洋館)で連続殺人が起きて(外は台風)
探偵みたいな奴に「絶対に部屋から出るな」と忠告されたものの
深夜うっかり外出してあっさり殺されればいいのか?

一生に一度の女性と決め込んだ恋人が
実は生き別れた妹だと判明しショックで嘆くものの
翌日が当の彼女の誕生日だったので街へ繰り出しプレゼントを買い
揚々と帰路につこうとしたせつな
交通事故に遭って記憶喪失になったりすればいいのか?
大事に抱え込んだそのプレゼントがクッションになって
一命をとりとめたんですよ、と医者に説明され……か?

もうなにがなんだかさっぱりわからないよ。誰かおしえてくれよ。


れどれ |MAIL