昨日 目次 明日
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2008年06月08日(日) こんな気持ちで終われるとは思わなかった 金曜で1年2ヶ月にわたる病院実習が終わりを迎えました。 最後の1週間は本当に忙しくて怒涛のように過ぎてしまい、 今ちょっと寂しくて心に穴が開いてます。 月曜は火曜に発表する症例報告の仕上げでほぼ徹夜。 火曜は手術の練習をさせてもらいに例の先生と一緒にメーカーさんの事務所に行き、 その後なんとか何事もないまま4時まで飲む。 水曜はお兄ちゃんとその婚約者が遊びに来て飲む。 木曜は実習の打ち上げで5時まで飲む。 金曜は臨時手術で19時終了。 いや、ほとんど夜の話しか書いてませんけど（汗） 昼間も相変わらず昼休みは10分程度ですぐ手術。 手術もひたすら助手として働きまくるということに…。 5年生の後輩がちょうど回ってきていたのですが、 めちゃめちゃできる感じですねと感心されました。 いやーそういう風に仕込まれたのですよ（汗） とにかく忙しかったけど、何が嬉しいって 学生としてではなくスタッフの一員として扱ってもらえて 色々なことをやらせてもらえてかまってもらえたのが最高に嬉しくて楽しかったのです。 最終日である金曜日は手術の件数がいつもよりかなり少なくて これで終わりなんてちょっと物足りないなあと思っていたのですが、 角膜穿孔した人が来て臨時で角膜移植の手術が入り、 最後の仕上げということでわたしが第1助手で入れてもらえることになりました。 もちろん患者さんに直接侵襲が加わるようなことは一切しませんが、 例えば提供された角膜を先生が患者さんに縫い付けるとき、 ずれないように反対側を摂子で抑えるのすら緊張しました。 何しろ触っていいのは角膜の表と、切り取られた断面だけで、 裏側に触ると角膜内皮細胞というのが死んでしまうから、 絶対に！！！触らないでね！と言われたので ただ持っているだけなのに本当に冷や汗かきました（汗） 先生が縫合した糸を切るのや、角膜に水をかけて潤すのや、先生に器具を手渡すのや 看護師さんから抗生剤や軟膏をもらったりということをしていました。 終わった瞬間、あーこれでポリクリが終わった…と 嬉しいような寂しいような何とも言えない虚脱感に襲われ、 でも「終わったね！」と言い合える友達も周りにいなくて、 すごく複雑な感じでした。 おまけに先生方に挨拶しようと医局に行くと、 臨時手術のあとだったのでもうほとんどの先生が帰っていませんでした（泣） なんとかエレベーターのところで帰り際の教授に会えて挨拶できましたが 本当にお世話になった何人かの先生には会えなくて残念でした。 眼科を回る前は もう某S科に入ってしまったし…今さら眼科ってのもな… とちょっとやる気が無い感じで、 選択実習の後半で眼科を回るのがわたし一人だったので嫌だったんですよ。 でも今こんな風に眼科を選んでよかった、充実してたって思えるのは、 きっと先生方とほとんど行動を共にして、色んな経験をして、 医者になったらこんな感じなんだというのが少し分かったからだと思います。 もちろん科によって仕事内容は全然違うんだろうけど、 そういう感じをちょっと体感できて、 これは確かにやりがいのある仕事だなって実感できたのは収穫でした。 いやーそれにしても明日から実習がないのが本当に寂しいです… 明日からも普通に眼科の手術に入っていそうなのに、 もうあの場所にはわたしはいないなんて…。 先生方もわたしがいないのは寂しいと思ってくれるといいな。 実習も終わったし、これからは気持ちを切り替えて 研修病院候補の見学と勉強と結婚準備と、 あとは部活と（汗） やることはまだまだ沢山あるけど頑張ります。 今日はとりあえず忙しすぎてできなかった1週間分の洗濯をして、 キッチンの掃除をして、スーパーにいって、 ラケットの手入れをして、 夜は病院実習の打ち上げでクラスメイト約50人と飲み会！！ 2ヶ月間ずっと一人で実習してたので 今日はみんなと楽しんできます！！ ちなみに彼とは昨日お疲れ様会をちゃんとしてますのでご安心を（笑） |
