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2007年11月30日(金) 後戻りできない時間 今日はなんとか7時に起きることが出来ました。 それでもいつもより遅く起きてしまったわけで… 彼に、お弁当作るから朝ご飯作って! と頼むと、渋々な感じで起きてきて… 明らかに怒った様子でご飯を作り始めました(泣) 今日は、本当に悲しくて、 でもここで本気で凹んだら実習に響くと思ったので、 ああ。この人は寝起きが悪いだけなんだ。 と、普段はすこぶる寝起きがいいはずの彼のことをそう思い込み、 なんとかやり過ごしました。 多分、家を出る頃にはにこにこして頭にちゅってしてくれたから 多分、だけど、大丈夫です。 今日で11月が終わっちゃう。 12月。 そろそろ本格的に寒くなる。 この街に来てもう4年半もの月日が経ってしまいました。 4年半。 初めて、「一生懸命」の意味を知った。 初めて、本気で人の怖さを知った。 初めて、自分のことが分かった。 初めて、変わりたいと強く願った。 初めて、親に深く感謝した。 初めて、どん底を味わった。 初めて、大切なものを失った。 初めて、生まれてくる命の意味を知った。 初めて、死にゆく命とその人そのものとに触れることが出来た。 初めて、後悔してもしきれない思いをした。 初めて、将来のことを考えた。 初めて、愛されることを知り、一人じゃ生きられないと分かった。 そして、初めて、愛することを知った。 この4年半は、わたしにとって本当に色々なことが起きて、 わたしが少し大人になるのに大切な日々でした。 わたしがこの街に来たのは、 すべての偶然が重なったからであって、 一つでもその偶然が欠けていたら、 今は全く違う街で、違う人と、違う自分として生きていたと思う。 この街に来たのは偶然。 この街で彼と出会ったのも偶然。 今彼と一緒にいるのも偶然。 何かが一つ狂えば、ありえなかった今。 でも、これからは偶然じゃなく、 彼と一緒に決めていきたい。 この街を離れていく人もいるけど、 わたしはこれからずっとここにいるのだと思います。 そう思うと、 たった一つの偶然が全ての始まりに繋がったような気がして、 少し怖い。 これからもずっと一緒にいたい。 そう思った11月最終日。 今日は実習が早く終わって昼間からこんなことを思った。 バイト、行きたくない。 |