2008年12月09日(火) |
あの時あの瞬間君は生きていたのに |
実家の愛犬が天に召されました。 その前日に私は実家からメールをもらっていて そのときは元気にしているようだったのに。
天に召されてから4日経ちますが、悲しみが癒えることはありません。
街で買い物をしているとき、先を歩く愛犬の幻を見ました。 声をかけると頭だけくるりと振り向いて、 「何?」 と大きく濡れた瞳を向けるのです。尻尾を振りながら。
あの時あの瞬間君は生きていたのに。
思い出すといまでも涙が溢れる一方で、 子犬の里親探しサイトを見たりしています。 ダメージを受けた母には、やはり新しい子が必要だと思うのです。 我ながらなんて冷血ヤローだと思いますが、 ひょっとしたら私の方が愛犬のいない実家というものに すでに耐えられなく思っているのかもしれません。
可愛い可愛い我が家の末娘。 死ぬとき痛かったろう。悲しかったろう。寂しかったろう。 なんでもっと健康管理をしてあげなかったのか。 なんでもっと早く異変に気付かなかったのか。 物言えぬ子だというのに。
後悔は尽きません。尽きることはないでしょう。
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