汝ら比丘、もし勤めて精進すれば事として難きもの無し。 是の故に汝らまさに勤めて精進すべし。 たとえば、少水の常に流るれば、能く石を穿つが如し。 もし行者の心数々解廃すれば、たとえば火をきるに未だ熱せずして 息まば、火を得んと欲すると雖も火を得ること難かるべし。 是を精進と名づく 〜『仏遺教経』(釈尊が最後に説いたとされるもの)〜