月のしずく・星の欠片
春妃。



 妙な光景


昨日、事故に遭った。


場所は高速道路。
細かい車線変更を強いられる難しい場所。

事故の多い場所。



25〜6歳の女の子が運転する車が、
車線変更をしようとして間に合わず、
前に停まっていたわたしに

激突。



うん、そんな感じ。



何となく来る気はしていたから、

覚悟

して構えていた。


外傷はなかった。
お互いに。

良かった。

素直にそう思った。




わたしは自分の車を見たくなかった。


どんなことになっているか
想像がついたから。



はぁ、ツイてない。



今回、ちょっと腑に落ちなかったことが
あった。








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おかしいでしょ。

加害者だって外傷がなくて動けるんだから。



しかも彼女、事故を起こした後、
15分以上、車から出てこなかったの。

何をしているかと思いきや・・・


泣きながら彼氏に電話をしていた。


ヾ(ーー )ォィォィ



先に被害者の安否確認をするのっ!!

教習所で習ったでしょ!



相当ムッとしたわたし、
思わず大きな声で叱ってしまった。


いくらパニックしていたって、
そんなことも出来ないようならば
車なんて乗らないで。

ハンドルを握ると言うことは、

いつ

どこで

自分が人を殺す事故を起こすか
解らないと言う事なのよ。


覚悟して 乗る ものなの。


あなたがそうやってぼやぼやしている間に、
もし被害者が大きな怪我をしていたら、


あなたは 人殺し になるのよ。



そう云うわたしに
彼女は黙って頷いていたけれど、







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乗らない方が良いと思うわ。
本当に。

あなたの人生も
相手の人生も
あるいは彼の人生も

壊すことになるから。





彼女の車のラジエーターから液が漏れていた。

まさか外で高速警察隊が到着するのを
待ってはいられないから、
わたしの車に彼女を乗せた。


彼女は彼に。

わたしも彼に。


互いが互いの彼氏にべそをかいて電話をしていた。


妙な光景。





あぁ、鞭打ちが怖い・・・。






2007年12月02日(日)
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