やさしい気持ち
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★ フルーツショップ ★
今年始めての雪を見せてあげると あなたは北に向かって車を走らせた 子供だった私にとって 大人のあなたは ただ眩しい存在だったよ
我が儘も 涙も みんな みんな 抱きとめてくれた 幼すぎた私には その優しさが 怖かったの 大切に 大切にしてくれたのに さよならの時がくるのを なぜか恐れていたの
あれから何度も季節が過ぎて あなたがいたフルーツショップに 今日行ったよ そこには あなたの姿も 子供の私もいなかった 胸の奥で キュンって音がして 甘い想い出に微笑んで ちょっとスキップしてみた
学生時代、友達がフルーツショップの店長さんと恋に落ちました。 子供だった私たちにとって、大人の彼との話を聞くのは、とっても新鮮で、ドキドキしました。 そのお店に出掛けると、いつもその時の想い出がよみがえって来て、ちょっと甘酸っぱい思いになります。 まだちょっとまとまりがなくて、青臭い詩でごめんね(^^;
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