Skipper Johnの航海日誌

2011年03月15日(火) 不謹慎の定義

Twitterで、常識的な範囲で明るい話題をつぶやいた人が、そのつぶやきを見た多くの人から「不謹慎だ」と非難されているという現象が目立っています。

常識はずれなつぶやきが非難されるのは仕方ないと思いますが、悪気が無い呟きであるのが明白なのに「不謹慎」と非難される状況です。

「不謹慎」とは、やはり常識を逸脱した行動に対して発せられるべきでしょう。

東京電力原子力検査院の記者会見。福島原発の異常事態を説明しているにもかかわらず、多くの記者が怒号にも似た「責任追及」の発言も目立ちます。東電職員は命を懸けて異常事態のコントロールにまい進しています。

記者は担当者を責めるのではなく、「国民に分かりやすい説明を引き出す良い質問をする」のが仕事だと思います。責めるのは不謹慎です。


 < 過去  INDEX  未来 >


Skipper John