ALALA 笙子
- 2007年04月03日(火) 嘘みたいに簡単に
君を手に入れてしまった。失うことを恐れてまで欲しいかどうかなんてどうせわからなかったのだけど。夜中に、ひとつのベッドで眠りに落ちるときに、何故か私は「付き合いたい」と言った。数日後に、ふたりでお酒を飲んだときに、何故だか私は「別れて」と言った。そして、その通りになった。
そこにあるだけで十分だった。踏み出すことを恐れてたから踏み込まなかったわけじゃないよ。必要なかっただけだから。したいようにするだけだし、したいようにするために努めるだけ。だけど時々わからなくなったりもするんだ。不必要なものが多すぎる。君にも、何より私にも、そして私たちのまわりにも。そんなものはなくなってしまえばいいと思う。