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 お婿にいった四+カカのお話
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  マラスキーノ 後日談
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  らすてぃ・ねーる-12話
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  任務に出た二人
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  恋女   後顧   おまけ
  ストーカー被害に合うテンゾウと
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  九夜十日
  イタチ里抜けのとき

  百年の恵み
  長期任務の小隊長を命じられるテン
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  初めての遠距離恋愛なテンカカ
  たーにんぐ・ぽいんと-8話
    テンゾウの帰還

   香る珈琲、そして恋 -キリリク話-
 四代目とカカシの絆を知って、
 テンゾウは……

 【1部】 だーてぃ・まざー-4話
 【2部】 ぶらっく・るしあん-4話
 【3部】 ぶれいぶ・ぶる7話
 【Epilogue】 そして、恋

  あふろでぃーて-5話 -キリリク話-
 くるみ


  a`la carte
  -暗部なテンカカとヤマカカの間話-

  春霞-4話
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  ちぇい・べっく
 -可愛いお嬢さん-
4話
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  久しぶりのカカシとの任務
  聖牛の酒-3話
  波の国任務の少しあと
  てぃままん-3話
  波の国と中忍試験の間

  月読-5話 -キリリク話-
 月読の術に倒れたカカシを心配しつつ、
 イルカ先生の存在が気になるテンゾウ

  月読 後日談


  テキーラサンライズ−19話
 ぎむれっと前日譚


   ぎむれっと-40話 -キリリク話
  かっこいいカカシと、
  惚れ直すテンゾウ
 ※途中、18禁あり
  プロローグ  本編  エピローグ



  La recommandation
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-ヤマカカな話-

  再会-Reunion-  第二部





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2007年08月23日(木)
香る珈琲、そして恋 〜ぶれいぶ・ぶる 6) -18禁-

カカシ先輩の部屋に戻ったのは、昼より少し前。
先輩はまだ眠っていた。
ボクは、そっと髪に触れる。
野営地だったらそんなことなど許さない先輩も、無防備に寝ている。

疲れたのだろう。自分の噂に関わる任務だったのだから、余計に神経を使ったはずだ。
それにこの手の任務には通常の場合、暗部がつく。正規部隊が任についた、ということ自体、何か別の事情も絡んでいたのか、あるいは暗部内で流れた噂と関係するのか……。
だいたい、本人を同行させることなど、まずないと言っていい。
ただ、先輩には写輪眼があり、今、木の葉の里に写輪眼を使えるのは先輩しかいない。
要するに、イレギュラー満載の任務だったわけだ。

――なんで、あなたばかりが。
なぜ、先輩ばかりがそんな思いをしなければならない?
抱きしめて、いっそなじりたいほどだ。だが、だれを? だれをなじればいい?
先輩のご尊父か? 師である四代目か? それとも5歳という年齢でアカデミーを卒業させた教師たちか?
あるいは……ボクら、暗部か? 暗部が不甲斐ないからか?

「……ん……てんぞ?」
うっすらと目を開いた先輩がボクを見る。
「はい」
「なに? 律儀に返事なんかして」
くすくすと先輩が、夢と現の間で笑う。
「名前を呼ばれたら返事をする、と先輩から教わりました」
「ええ? 何それ? そういうのはアカデミーでおそわるんじゃない」
先輩は、もぞもぞとケットの下で身体の向きを変えている。
「いえ。身についているのは、全部、すべて、先輩から教わったことばかりです」
へんなの、と呟きながら、先輩はボクに向かって両手を伸ばした。
まだ寝ぼけているのかも、と思いながらも、ボクも珍しくストレートに甘えてくる先輩の仕草に反応する。
両手で先輩を抱きこむボクの背に、両腕がかかる。
「ああ、テンゾウだ」
「はい」
くすくす、と先輩がまた笑う。
「よかった」
小さく呟く声が聞こえた。
「はい?」
「なんでもない」
「でも、いま」
「なんでもない」
強い語調で否定するのではなく、“なんでもない”を先輩は繰り返す。
ここへきてボクは、ようやく寝る前の先輩の寝言に近いセリフを思い出した。
――テンゾウが据え膳くっちゃっても、オレ、テンゾウのこと嫌いにならないよ
ああ、そうだった。先輩は、ありもしない据え膳のおかげで、ちょっとナーバスになっていたんだ。
「先輩」
「なぁに?」
謡うように答え、先輩はボクの肩に顔を埋める。
「ボク、据え膳なんて食ってませんから。火影岩に誓って」
ひく、と先輩の腕が反応しかけた。
「据え膳など、食いません。任務でどうしても、となったら……それでも断りたいというのが本音ですが、仕方ないでしょう。でも、それでボクが使い物になるかどうかは、保証の限りではないので、結果的には……無意味ですね」
しんと静かな先輩の背をボクは抱き寄せる。
こんなに好きなのに。
どうして、先輩を不安にさせてしまうのだろう。

信じてください。
信じてください、としか言えない。
いや、そう言うことさえ、できない。
そんなことを言ったら、余程、うそ臭い。
ボクにはただ、先輩を抱きしめることしかできない。
ボク自身の不安を抱きしめるように、先輩を抱きしめる。

余程たってから、先輩が「うん」と答えた。

ほっとしたボクの腕のなかから器用に抜け出ると、先輩はベッドを降りて、そそくさとバスルームに消えた。
直前、先輩から伝わってきた熱の兆しを、ボクは気づかないふりをした。
ほんのちょっと残念に思う気持ちを押し込めて、ボクは朝食の支度にかかろうと、キッチンに向かった。
冷蔵庫を開け、しばし思案し、そして閉めた。
ここでボクが引いては、いけないような気がした。

ボクだって、不安だった。
ボクでは先輩には不足なのではないか、もっといえば、ボクでは先輩の心も身体も満たすことはできないのかもしれないと、不安だった。
不安は、いまもある。

ボクは服を脱ぐと、バスルームに向かった。
ドアを引くと、頭をシャンプーだらけにした先輩がぎょっとした顔で振り返る。
「テ」と言いかけたまま口が、静止した。ボクが先輩に向かって手をのばしたから。
コマ送りの映像を見るように、驚いた顔の先輩がボクの腕のなかに倒れこんでくるのがわかった。
泡だらけの先輩の身体を抱きしめて、ボクはほっと息をつく。
左手を先輩の背に回し、右手で先輩の髪をかきあげる。
シャンプーが顔にたれてこないように、後ろに撫でつけ、普段、隠れている額に唇を押し付けた。
シャンプー特有の苦みを不快に思うほどの理性はなく、そのままこめかみや目じり、頬にも唇を落とす。
まだびっくりしたままの先輩の顔を見て、そうか、シャワーの途中だったのだと思い出した。
シャワーヘッドを手に取り、髪に注ぐ。
のけぞるような姿勢になっているから、泡は背のほうに流れていく。
それでも先輩は、目を閉じた。
同時に身体の緊張も解れていく。

ボクはなるべくやさしくシャンプーを流すと、先輩を座らせた。
それからトリートメントをして、また髪を流し、両手の間でボディシャンプーを泡立てて、身体を洗った。
くすぐったがるかと思った先輩は気持ちよさそうにしていた。
上半身を洗い、今度は足を洗う。
足の指の間をボクの指が行き来すると、先輩の息が少し乱れた。
マッサージでもするように強めにもみ洗いをして、足首から膝を洗うころには、先輩の両手はボクの肩にかかっていた。
「なに、してんのよ」
少し掠れた声で、先輩が言う。
「羞恥プレイ? それとも、シチュエーションプレイ?」
「シチュ……なんですか、それ?」
内腿に掌をすべらせると、脚の角度が開いた。
「ん……なんだろう?」
ビクンと縫工筋が反応し、はぁ、と先輩が息をつく。
「気持ちいいですか?」
見上げると、上気した顔が見える。きゅっと眉間にシワを寄せ、何かを堪えるような表情をしている。
ん、と短く肯定して、先輩の脚がさらに広がった。
また丁寧にあわ立て、脚の付け根に指をすべらせると、肩にかかった指が食い込んできた。
袋をそっと手の中に包み込むと、全身が反応した。
とっくに勃ちあがった先端から、ぷっくりと透明な雫が盛り上がっている。
まるで誘っているみたいだ、と思いながら、ボクは口に含んだ。
「テンゾ!」
痛みを覚えるほど食い込んだ指が、先輩の衝撃を伝えてくれる。
「あ、ちょ……あぁ!」
足指が浴室のタイルを掴もうとするかのように縮まった。
傘のフチを舌先でなぞり、吸い付く一方で、指先を裏筋に滑らせ、そして包み込む。
軽く扱くだけで、ビクンとそれは反応し、口のなかに青臭い匂いが広がった。