自分が持っていない学年の教科書に『よだかの星』が載っていたから久々に読んでみたらあれ、いじめとか人間関係の話じゃねぇぞ。宮沢さんの宗教感が色濃く出てる。よだかがなぜ天に向かっていったのかその理由は市蔵の一件じゃなくて虫の一件だとはっきり書いてる死ぬのが怖いんじゃない命を奪ってゆかなければ生きられない知らぬ間に自分も他の命を蝕んだり傷つけたりしているし他の者も、必要以上に奪ったり傷つけたりしてしますその、「生き物であること」というか「生き物の性」が嫌になったんじゃないか。