大槍兵侍−diary page−
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2024年10月28日(月)



今年も無事に新シリーズが発表されたヒーローズ、
クリア版ファイナルフォーミュラーも先月ガンダムベースで買って来ました。


ヒーローズの中では恐らく最もバリエーションの多い商品になりましたね。
今回はフォーミュラーのマスクがそこだけ別ランナーになっていてクリアホワイトです。
(この写真ではその部分だけ通常版のパーツですが)

ちなみにプレバンのメッキ版で白成型のマスクと同一ランナーになっていた紫パーツの
表面のエクストラフィニッシュ、試しにラッカー溶剤を含ませた筆で拭いてみたら普通に溶けました(笑)。
やはり塗料っぽい。

今回の紫メッキのパーツも溶剤でゴシゴシ擦ればメッキが剥がせますが、
ランナー棒でそれを試すとクリアホワイトの下地が出てきました。
つまり今回はランナー自体をクリアホワイトで成形して、マスク部分を切り離して
マスク以外の部分を紫メッキしているようです。
BB戦士とかのメッキでは定番の方法。


通常版を塗った記事とプレバン版の記事は2023年。





プレバン版でメッキだった部分がクリアに、エクストラフィニッシュだった部分がメッキに
なっているので、双方のメッキの部分だけを集め、それでも腕と脚はクリアカラーしかなく、
スカートにほとんど隠れる脚はともかく、腕だけLEGENDBBスペリオルドラゴンの腕を使用した
ほぼ全身メッキなスペリオル・・・何だっけ、いまだに名前が覚えられないドラゴンがこちら。


もはや全身輝きすぎて形状がどうなっているのかよく分からないほどのキラキラ感がたまらない。
むしろちょっと悪趣味だ(笑)。


メッキじゃない部分だけを集めて作ればクリアとエクストラフィニッシュの取り合わせになったり、
通常版含めて3つキットがあれば色々な組み合わせを作れるようになりました。





可能な限り全身メッキにしたフォーミュラー状態。

左腕の紫も含めて両腕もメッキにしたければ、左腕はLGBBの金メッキの左腕の表面のクリアイエローを
拭き取って銀メッキにしてクリアパープルで塗る・・・という手もあるにはありますね。

そしてこれのメッキを生かしたまま設定通りのカラーリングにしたい場合は、
右半身は濃い金色にしたい部分にクリアオレンジを塗り、赤にしたい部分はクリアレッドを塗り、
左半身は銀にしたい部分はクリアパープルを拭き取って銀メッキにし、青にしたい部分は
銀メッキにした上にクリアブルーを塗る・・・と理論的には可能かもしれませんが、
塗りがはみ出したら拭き取っても下地も一緒に落ちちゃう、銀メッキ化も細い筆で塗るのと
同じ感覚で細い綿棒を動かさなくてはならない(拭き取りすぎてメッキが落ちたり、
拭き取ってはいけない部分のクリア紫まで拭き取っちゃうと修正が難しい)・・・と、
買い直したくなければノーミスのクリアが求められる超難易度です。平たく言うと「無理」。
個人的にはこのシンプルな2色メッキで満足しています。

ここまで来るのに色んなキットを買ってきましたし、
最初からこの状態で出してくれても手っ取り早かったのでしょうが、
時間をかけてパワーアップさせていく感覚も楽しかったです。

千生大将軍と雷帝千生神将軍とホビーショー限定版を組み合わせて
全身フル光沢メッキ千生とか作った記憶を思い出しました。↓こういうの。







天下無双大将軍も願わくばメッキ版を見てみたいですが、とりあえず普通に作りました。

信長ガンダムエピオンの記事は2021年8月。

設定通りに色を塗って、角飾りや銃の鳥頭やエピオンクローなどに
ゴールドミラーフィニッシュを貼っただけの簡単フィニッシュです。





言うほど簡単か?と思うかもしれませんが、実は全身塗装よりはフィニッシュを貼る方が簡単なのです。
スプレーで出ていないタイプの色の塗料をムラなく塗ったり細かく塗り分けたりするのは
フィニッシュシートを貼る以上に大変なので・・・。
貼り方にちょっとコツが要りますが慣れればとても手軽に疑似メッキ状態を再現出来るツールです。 
塗装と違って乾かす時間いらないし。


角飾りなどの頭部周りは真駆参大将軍、肩鎧のシルエットは武威凰大将軍、
翼や飛行形態は三代目、鳳凰型の銃は四代目大将軍など、歴代の様々な大将軍の意匠が
散りばめられているように思います。

それでいてあくまでエピオンモチーフの大将軍としてまとまっている見事なデザイン。
見ようによっては武羅星頑駄無が新凰でなく大将軍になっていたらこんな感じという気も。




肩鎧とかのシンプルな平面ならともかく、角飾りなどの凹凸の複雑な部分は
流石にゴールドミラーフィニッシュを貼ると表面が歪みます。

金色塗装はいつものメタリックイエロー系で塗っていますが、
角飾り上部の馬藺(ばりん)の飾りだけはガンダムマーカーのレッドゴールドで塗っています。



白の部分はGXクリアシルバーなどを使用してパールホワイト調としています。
相変わらずパール系はこのぐらいアップにしないと写真に写りにくい。

ほかの画像とはやけに色が違うようにも見えますが、照明の当て方を変えているだけです。





腕の隣の鎧の先や大砲のV字の紋章の部分などにもゴールドミラーフィニッシュを貼り、
「大将軍は足が金メッキ」というイメージがあるので足周りにも貼っています。

色は宣材写真などから分かる限りの範囲で設定通りに塗りました。
マントに隠れるリアスカートなどは現状色が分からないので、
分かってからでもいいかととりあえず放置。





大砲を前に向けた姿がいかにも大将軍という感じでカッコいい。

脇下にぶら下がってる鎧は白を塗った上にエングレービングの部分のみ
キットのシールの模様部分だけを切り抜いて貼っています。

関節は肘も膝も曲がりますが、相変わらずこの脇下の鎧とかが邪魔で
あまり思うようには動きません。





輝羅鋼装着モード。
こういう連動ギミックもあるから、隠密ガンダムエアリアル買った人は
天下無双大将軍も買いましょう。
でも個人的にはせっかくそういうギミックをやるなら
閃光剣とバトルマスクにしてくれても面白かった(笑)。

翼の赤い部分はミラーフィニッシュよりも少し厚くて硬い鏡面フィニッシュを
貼った上にクリアレッドフィニッシュを貼っています。

臙脂色(ワインレッド)の成型色のパーツもありますが、完成してみると
臙脂色の部分がほとんど残りません。





フル装備。
今回買ってきた金フィニを1枚全部使い切っても、とても全身の金色部分全てには
足りそうもなかったので、まずは額の鳳凰に使用し、残ったシートの一部を次に優先度の高い
箇所に・・・という順で貼っていったら、最終的にこのような状態で使い切りました。
そもそも形が複雑すぎて貼れないであろう箇所も多いですが。

ほぼ全てのパーツのどこかしらに金色を塗る事になるので、これもメッキ版出すなら
最初から全身金メッキで出してくれると手っ取り早いです。





馬にも一応乗れますが、せっかくパワーアップしたのだから
馬も一緒にパワーアップしても面白いのではないかと思い、
ナイトワールド軍馬を使用して、白地に金ラインの軍馬を作ってみました。

信長用軍馬の記事は2024年3月の下部。




乗れるといっても、乗せようとすると翼どころかマントも干渉するので
(特に馬にも鎧を着せた場合)
外したパーツで鳳凰型の支援メカも作れるくらいパーツを外さないと
乗せづらいです。支援メカが2体いるこの感じも面白いですが。

色が合っているおかげでなかなか違和感なくハマっているので、
ケンタウロスモードとかにしてみても面白そうです。



素組み完成度は隠密エアリアルほどではなく、悟空インパルス系くらいなので
設定通りの見た目を求めるなら塗装をお勧めするタイプのキット。
シールがもうちょっと充実していれば塗らなくても結構楽しめたんでしょうけど。




ガンダムベースではガンプラ技能検定でSD検定もやっていてまだ申し込めるようですが、
タッチゲートのキットで、素組みで何の技能を審査しようというんだ・・・・・?
シールがずれてないかとかだろうか。

球面に貼るシールを一切シワを作らずに貼る技能とか、
穴塞ぎシールを凹ませずに完璧に穴を消して貼る技能とか、
歴代SDキットの刀とビームサーベルをシャッフルしたものをそれぞれ元の持ち主に戻す
技能とかだったら、受かる自信ない(笑)。


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