しずかなひとりの水曜日椅子にすわって雨音に 耳かたむけるこうしてここで 見送ったあの日の事を思い出すどうしてこんなに しずしずと時の砂は 落ちるのだろうあれからどれだけ 経ったのかおぼつかないほどあたりに満ちるいとなみの 残骸キオクが あればいつまでもここに 気配が残ってるそう思って キオクを大事に 抱きしめる春を呼ぶ 雨の降るしずかなひとりの水曜日