madoromi

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以前の日記


2007年03月12日(月)

いつもいつも 違う道を歩く
だけどもう殆どの道を歩いてしまった

そこの角には気の強そうなおばちゃんがやってる美容室
(ネロはこのおばちゃんのことが苦手)
川のそばのオシャレなおうちは平日のみ営業のカフェ
(近所の奥様方が集っているのかな そのためのカフェみたい)
いじめっこといじめられっこが今日も一緒に下校をしてる
(何度も帽子をなげられてた 泣きそうな顔をしてついていく)
砂場に高校生が3人 砂のお城をつくってた 
(それも青春なの!? 笑)
ケーキ屋さんの裏を通ると甘い匂いにネロが体をくねらせる
(いい匂いがすると いつもネロは倒れそうになる 本当に)
擦れ違うただの人とは挨拶を交わさないのに
擦れ違う犬連れの人とは挨拶を交わす 必ず
(でも 時々小学生は「こんにちはー!」と言って過ぎていく)
薄汚れたゴミのようなものが散乱している庭
(生活も薄汚れてしまいそうなその庭を見る度に悲しい)
手作りのベンチに座り入れ歯で笑う老人たち
(入れ歯っていうのは想像 沖縄みたいだなって思う 寒いけど)
「え!でもチュウはしたよ!」と女子(中学生)が大声で喋ってる
(男子に向かって大声で でも顔は真っ赤っかだった)
ほかにも書ききれない まだまだ まだまだある

「ネロちゃん おりこうになって!」
と 柴犬こたろうのおかあさんが話し掛けてくる
ネロは全然おりこうじゃないけどね!
「それじゃあ また」
「バイバイ ネロちゃん」
「バイバイ こたろう」
飼い主さんの名前はまるで知らない

ネロにはきっとお気に入りの道があるのだろうけど
わたしは毎日違う道を選ぶ
あれ!?という顔をしながら
それでもネロは ついてくる



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