日々の泡

2008年09月02日(火) 書く作業

書くと言うこと
絡まった糸をほどきながら
心の核を探している。
何かを感じている…それを感じざるを得ないわたしの内側の何か…
そこまで辿って辿って
辿り着いたとき
空間が開く
道が見える
実のところ
そんなことはたまさかのこと
道が開けたとき
つかまえたような気になるけれど
気がつくと
いなくなっている
彷徨い歩く性癖らしい
あやつは…
ばななさんが云っていた。
「踏みつけられても書きたいものがある…」
それはどんなものだろうか
それは作家が一生をかけて表していくもの
作家というのは
本当に体に悪い職業なのだなあ
ほんの短い文を書くだけで
頭に血が上るわたしは思うのだ


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茉莉夏 [MAIL]