日記
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2009年11月24日(火) 行って来ました、甲子園

23日は甲子園でオール早慶戦がありました。

オール早慶戦、というのは、早慶野球部の現役部員ら加え、卒業してそれぞれ
活躍している両校の野球部OBが加わって試合を行うものです。
現役メンバーも必ずしもレギュラーに限らず、開催地が地元の選手が出場
したりするのもいいところです。

ピッチャーのうち、斎藤君と大石君は前日東京ドームのプロアマ交流戦に
出場しているため、8・9回それぞれ1イニングずつでした。
試合は10-5で早稲田が逆転負けしてしまったのですが。

なんと、8回からマスクをかぶったのは白川君。
斎藤君は抑えで1イニング投げるということなので、これはもしかして
もしかしたら……と思っていたら、ついに実現しました。

甲子園で、斎藤-白川のバッテリー再び!(涙)

しかもバックで守るのは後藤君・川西君。
このシチュエーションは早実ファンにはマジで涙ものです(泣)

斎藤君はこの試合で初めて早稲田の主将の背番号・10を披露。

最終回、たった11球で三者連続三振でした。…すごい。

いや、負け気分を一気に吹き飛ばす圧巻のピッチングでした。
それもキャッチャー白川君でですよ(涙)
はるばる来て良かった(涙)
往復の新幹線代金も涙ものでしたが、我が人生に一辺の悔い無しです(笑)


斎藤君はこの1年、フォームを崩してずっと苦しんできました。

前日のプロアマ交流戦にしても、調子が良かろうが悪かろうが常に話題の中心に
置かれ、プロ選手との会見・チケット完売・首相が始球式と否応無しに盛り
上げられ。

これが私なら、もうそれだけで死ねるくらいのプレッシャーだったと思うの
ですが。
今の不調の中で、こういう大舞台で、よく平常心を保ってピッチングができる
ものです。
よくここまで立て直してきました。
そしてまだまだフォームが良くない状態で、プロの選手を相手にあのくらいの
ピッチングが出来るのは斎藤君ならではでしょう。

某マンガのセリフではありませんが、

「高く飛ぶためには、その前により低く身をかがめねばならない」

です。
今回の甲子園がいいきっかけになりますように。



話が逸れましたが、甲子園、すでに全面改装がすみ、私などがテレビで馴染んで
いた蔦も無く、スタンドもキレイで、何となくピンと来なかったのですが。
バックスクリ−ンのボードあのシルエットはやっぱり「ああ甲子園だなあ」
という感じでした。
斎藤君や後藤君はあの夏にはここまでホームランを叩き込んだのか〜等等、
感慨にひたってまいりました。

オール早慶戦というのは、開催地の地元の両校のOBの皆さんが大変に尽力されて
行われ、当然スタンドには幅広い年代のOBや関係者の皆さんが多いです。

私は応援席の隣のアルプス席だったのですが、応援部OBの方なんでしょう、
年配の方何人もが壇上に上がり、現役リーダーと一緒になって応援を繰り広げ
ておりました。

早稲田とは何の所縁もない身ですが、ああいうのを見るといいもんだなあと
思いますね。





なつき