はぐれ雲日記
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差別用語について
アル中→アルコール依存症 ヨイヨイ→中風。半身不随 足切り→二段階選抜、門前払い 首切り→解雇 百姓→農民 屠殺→食肉解体場 スケコマシ→プレーボーイ 未亡人→故○○氏夫人
・・・ま、いろいろあるね。 しかひこの手のことば遊びは野暮の骨頂。 いくら、ことばをいじっても、使う側のこころの問題。
未亡人と言っても「ええっ!だんな死んだのにあーた、まだまだ生きてんの?」 などと思う人間はいないはず。
差別用語などを撤廃したからと言って差別する人がなくなるわけではなく、 差別用語を使えなくすることはむしろ差別する人間を見分けづらくさせ、 差別をより隠然と存続させることになってしまうからねえ。
面と向って「あれれ?だいぶ禿げあがったんじゃないの部長?」 などと言われれば言われた側はメタメタ傷付くだろう。 では傷付くからと言って、「男性ホルモンが活発ですね!」 「ステキなお顔だちがよりくっきりとわかりますね」 「手入れが簡単そうでいいっすね。」と言えばいいのか? いんや。ちびだろうとはげだろうとデブだろうとおかまいなく その人間を愛すること。それが肝心なんだ。問答無用だ。
ハゲという単語は確実に当人は傷付く。では「ハゲ」という用語を撤廃すれば ハゲはこの世からはいなくなるかと言うと無論そんなわけはない。 望むらくは「ハゲ」という語が「死語」となるように 人類は英知をかたむけて治療法を開発研究すべきだ。とわたしは思う。
もちろん「治る!?」とはなんだ。これは個性であって病気では無い! 「治す」とは失礼千番ではないか!と怒る御仁は別である。
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