この病気になってなかったら・・・

自分の人生は、今と変わっていただろうか・・・。

自分のやりたい仕事に就いて、毎日充実した日々を過ごしていただろか？

この病気になった高校２年生の１１月までは、高校生活をエンジョイしてた。
それが、病気になって２ヶ月近く入院し、
学校に復帰してからは、腹痛に耐えながら授業を受け、
時には、授業中にトイレに駆け込み、テスト中もトイレに駆け込んだ事もあったっけ。

その当時って、もの凄く悲観的になっていて、
何で、こんな辛い目に合わないといけないのだろうか？
って、ずっと思っていた。

それがいつからだろうか。

この潰瘍性大腸炎と言う病気を、自分の個性の一つと思えるようになった。
潰瘍性大腸炎だから、今の自分がある。

確かに、トイレの不安と、腹痛に耐えながらの仕事は、辛い時もある。

でも、この病気でよかった。

病気でよかった・・・と言う表現は、おかしいけれど。。。

この病気になったから、今の自分がある訳で。。。
病気になったら、分かった事もあるし、人にも優しくなれたと思う。
それに、たくさんの人と出会えた事も、自分の人生にとって、プラスになっている。

きっと、これからも、たくさんの人に出会い、たくさんの人に支えてもらいながら、
僕は、生きていくのかな・・・って。　　　　

思う。



病気の一番の理解者の妻にも、感謝している。

なかなか、口に出して言えないけれど・・・

ありがとう。。。


そして、これからも、ずっと、ずっと、よろしく。




今日は、そんな事を、ふと思った一日でした。