2008年12月02日(火) |
さよなら・・・親知らず |
携帯のアラームで目が覚めた。午前7時。 昨日はカギ当番で5時半に起きたので、この1時間半の差は大きい。 それに、昨夜は痛みで目が覚める事もなく、熟睡できたので寝不足も解消。
それにしても、下痢は相変わらず続いている。 おまけに少し出血もしているので、今日の親知らずの抜歯は心配だった。 そう、抜歯中にトイレに行きたくなったらどうしよう・・・と。。。
自宅でのトイレ回数は5回。 朝だけで5回である。 ますます、抜歯中の事が心配になってくる。
大学病院の口腔外科の予約時間は午後2時。 予約時間の15分前には、受付を済ませてください。。。との事だったので、 今日は12時04分発のJRで熊本市内まで向かう事にした。
自宅から最寄りの駅までは車で10分ぐらい。 その間に恐れていた腹痛が襲ってきて、僕を苦しめる。 急いで駅のトイレに駆け込み、何とか無事済んだが、 もし、これが抜歯中だったら・・・と考えると、ちょっと気分は下降気味。
列車の中は、トイレ近くの座席を確保。 これで、少しは安心だ。 見慣れた風景を眺めながら、この1ヶ月を振り返っていた。 やっとこの痛みから解放されるという安堵感と、 舌で今日抜歯予定の親知らずを触りながら、 今日までありがとう・・・と言う感謝の気持ち。
いずれにしても、今日からまた新たな僕の生活がスタートするのだ。 ちょっと大げさかもしれないが・・・。
そんな事を考えながら、熊本駅に到着。
でも、ここぞ!とばかりに、またしても腹痛が・・・ 迷う事なく、トイレに直行だ。 幸いにも2つある個室は空いていたので、この痛みからはすぐ解放されたのであった。
さて、駅から大学病院までは、市営バスで向かう。 その車内で、市営バス嘱託運転士募集の案内を見つけた。 応募期間は来週まで。
幼い頃からの夢だったバスの運転士。 その案内を見て、本気で、応募してみようと考えた。 しかし、今の体の状態では、また同じ事の繰り返し。。。
いや、今回は大丈夫だ。
何を根拠にそんな自信が出てきたのがわからないが、 その時はそう思った。 今、自分が出血している事も忘れて・・・。
大学病院に到着して、外来受付をしたのが午後1時20分。 この時間帯は、患者で混雑する事もなく、スムーズに受付を済ませる事ができた。
さて、口腔外科の待合室には3人の患者さんがいた。 その中に、僕も加わりしばし、ボーっと待つ。
午後2時少し前に、先生から治療室に呼ばれた。 中に入ると、10台ぐらいあった治療台はすでにいっぱいで、 みんな口を開けて、治療をしていた。 今から僕もこの仲間に加わるのだ。
まずは、看護師さんから今日の抜歯についての注意点を説明されて、 右腕には血圧計、左の人差し指には心拍計をセットされて、 僕はもう、ここから逃げ出す事が出来ない状態に・・・。
もっぱら、そんな気は全くなかったけど・・・。
さて、治療開始だ。 まずは先生に、「今日はお願いします。」って挨拶をして、 あとは先生にお任せするしかない。 怖がってもしょうがないし、痛さならある程度は我慢できる。
まずは、麻酔の注射を3本打たれた。 針を刺す時に、チクッ・・・ってなったが、 腕から採血をしている僕にとって、こんな痛みは朝飯前だ。
どんな様子で親知らずを抜くのか、薄ら目で見てみよう・・・と思っていたが、 顔に目隠しをされてしまい、そんな僕の秘かな願いは叶う事が出来なかった。
今日の親知らずの抜歯は、主治医と、もう一人、おそらく研修医なのかわからないが、 主治医が、研修医に説明しながら、僕の治療にあたっていた。
「この場合は、こうするんだよ。」
とか・・・
他に医療用語が次から次へと飛び交う。 僕には全く分からない。
でも、こうやって、先生たちは実際に勉強して大きくなっていくんだ・・・ と一人で納得。 研修医の先生、頑張って!!
治療は順調。 痛かったら左手を挙げて下さいね。。。って言われてたけど、 その必要はなく、終了。
この時点で40分経過。
実際に抜いた親知らずは4分割にされていて、 「先端が曲がっているでしょう?なので、抜くのに少し苦労しましたが、もう、大丈夫ですよ。」 って説明された。
その間、出血が止まるまで15分ぐらいガーゼを噛んでたのだが、 「先生、ありがとうございました。」 とうまく言葉が発せず、自分でも、「何言ってんだ・・・。」
って突っ込みを入れてしまった。
あと説明されたのが、 痛みは必ず出てくるとの事。 痛みだす前に痛み止めを飲むのがどうやらミソらしい。 そしたら、ある程度は痛みは軽減される。 それと顔が腫れるとの事。 これはどうしようもないので、諦めるしかない。
明日は近くの歯科医院に行って傷口を消毒。 そして、1週間後に抜糸予定。
病院を後にした僕は、寄り道せず帰る。 今は麻酔が効いているので、痛みはないが、 麻酔が切れて、痛みが出てきたら、どうしようにもならないからだ。
帰りの電車の中では、いつの間にか寝てしまってた。
駅にたどり着き、行きと違うのは、右下の親知らずがなくなったと言う事。 そう言えば、口があまりあかない事に気づいた。 それに、ちょっと痛みが出てきたようだ。 今日の晩ご飯は、プリンとゼリーだな・・・。 と独り言を言いながら、スーパーに車を走らせる。
これなら、大腸にも負担かけないし、いいかも。。。
今、こうして、日記を更新している現在は、 痛み止めを飲んだが、痛みは消えない。 これが先生が言ってた、痛みなんだ。。。って思いだした。
明日は、少しは痛みはなくなっているだろうか?
ついでに下痢もなおってくれたらいいのだが・・・。
今日の日記は少し、書き方を変えてみました。(^^ゞ
|