2009年06月29日(月) |
顔が知られている怖さ |
昨日、愚弟夫婦が我が家に遊びに来ました。仕事の都合でなかなか会えない愚弟ですが、昨日は久しぶりに休みだということで我が家を訪れたのですが、その際、義理の妹が僕にこんなことを言ったのです。
「私の知人でお兄さんの姿を見たという人が何人もいますよ。」 「どういうことなの?」 「○○書店で本を読んでいたりとか△△センター(某ショッピングモールのこと)で子供さんを連れて買物をしていたとかいうことを聞いたのですよ。」 「確かにその本屋さんやショッピングモールを訪れることはあるんだけど、どうして僕の顔を知っていたんだろう?」 「兄さん、3年前に○△幼稚園のPTA会長をしていたでしょ。それで顔が知られているんですよ。」
義理の妹の話によれば、知人の中には子弟に○△幼稚園の園児だった人が何人もいて、3年前でも僕がPTA会長だった時のことを覚えているとのこと。僕が全く見ず知らずの人でも、相手からすれば僕は顔が知られている有名人なのだとか。
この話を聞いて僕は怖くなりました。僕自身、何も後ろめたいことをしていることは無いのですが、自分の何気ない行動を自分が知らない人から見られていることがある。それも、かなりの確率で見られている。こんなことになるのだったらPTA会長なんて引き受けなければよかったと思うのは後の祭りかもしれません。
僕などは一地区のローカルな場所で顔が知られているだけの話ですが、もっとテレビや映画、ビデオといった映像などで顔が知られている人の場合、さぞかし毎日の生活に気苦労が絶えないだろうなあと感じます。仕事で顔が知られているだけに、プライベートでちょっとぶらぶらして息抜きしようとしても常に衆人環視されているのは、精神的に大変であることが容易に想像つきます。
とは言うものの、全く何処にも立ち寄らず家や仕事場で閉じこもるわけにもいきません。常に周囲から見られていることをある程度割り切って外に出かけるしかないでしょうが、それにしても顔が知られているのはつらい。油断も隙も無いものです。
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