My life as a cat
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2017年09月23日(土) 憧れのおねえさん

あらゆる手続きがひとだんらくして、兼ねてからずっと出発前に会っておきたい、と頭の片隅にあった友人に連絡した。半年ぶりに連絡が来たかと思ったら急展開で驚いただろうが、忙しいスケジュールを縫って時間を作ってくれた。六本木で落ち合った。カリフォルニア発祥のチェーンでアカデミー賞の専任シェフの店というレストラン。そんな大仰なタイトルの割に店はちょっと大人っぽくしたファミレスのようにカジュアルな雰囲気だった。スモークサーモンのピッツァが有名だというのでそれをいただいた。価格もピッツァ1枚にしてはすごいなというものだったが、出てきて納得。ピッツァ生地にチャイブを練りこんだクリームチーズが塗られ、その上に寿司屋も真っ青というくらいたっぷりのスモークサーモンとイクラが気前よく乗っていた。これは美味い。

「娘に将来何になりたいかって聞いたら"You Tuber"とか言うの」

「フランス人とかわたしは絶対無理。だって話に起承転結がないんだもん」

というのがすごく笑えた。

少し年上の彼女はナチュラルなタイプの美人で、アクティブで、やさしい。娘さんとは友達のようで、シングルマザーで自分のことはなりふりかまわず娘を育ててる、とかいうような献身的な雰囲気を全く漂わせないところにも彼女の潔さと聡明さを感じさせる。こんな女性を目指したい、と思える憧れのおねえさんだった。

昨夜半年ぶりにメールしてもう出発寸前だなんて言ったのに、プレゼントを用意してくれていた。

帰宅してプレゼントを開けたら檜の杯から森林の香りが立ち込めた。この半年、気持ちがずっと張りつめていた。この先もしばらくは気を張ってあらゆることをこなしていかなければならない。檜の香りに癒されて、友人がエールを送ってくれたようでジンときた。


Michelina |MAIL