My life as a cat DiaryINDEX|past|will
妹が駅でスコーンを買って帰り、ふと手書きで記入された賞味期限が3日前に切れていることに気付いた。たった100円くらいのものだが、ひとこと指摘してあげようとお客様相談室宛にメールを送ったところ、なんと謝罪に伺いたいので差し支えなければ住所を教えていただきたいなどという返信がきたらしい。わたしはそれを聞いて本当にこの国はどこかおかしいのではないかと憤慨した。ここまでしたがるのは触れ回られたら困るから口止めのつもりなのか。故意に消費期限や原材料を改竄して客を欺くような行為は嫌悪する。けれど、商売というのは立派な精神だけではやっていけない難しさがあるのだろうし、ましてこの件は恐らく書き間違え程度のものだろうし、じゃなくても3日「賞味期限」の切れたスコーンで腹をこわすことなどあるまい。しかし、こういうことが明るみに出れば世間はや〜ね、コワイわねと連発し、もう絶対買わないわ、と言う。自分の身だけは守られているという平和ボケであらゆることに無鈍着で、ばったりと出くわした悪者を罵って終わるような大人が多いのだから、子供が無差別に人を傷付けたりすると今度は世間が悪いなどと言い出す。あまりにも人任せ。「お客様は神様」という精神を弱みと見てつけこむような人が多いのが窺がえたことも気持ちが悪いし、売る側も謝罪して返品交換して次回に繋げるくらいの誠意は見せてもつけこまれてだらしなく頭をさげるべきではなく、それくらいの折り合いはつけるべきだ。
Michelina
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