My life as a cat
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2007年11月05日(月) プラス・マイナス・ゼロ

夜に気まぐれに電話してきたハリソンとお茶を飲もうとバースウッドへ行った。悪どいほどの美貌を持ったわたしの友人にうまく使われて捨てられたというのに、また別の子に入れ込んで貢いでいるらしい。とてもソフトで人当たりがいいので彼自身を悪く言う人はいないけれど、それに関して、懲りない、とか、学ばない、とか呆れる人のほうが多い。みんな彼が損をしているというけれど、そうするのが好きで、そうあることで快く暮らせているのだから、それは違う。むしろ、「男は使うもの」という発想が形成されてしまうような人生を歩んできた友人のほうが、よほどあらゆることで打ちのめされてきたのではないかと思う。

そろそろ帰ろう、とカジノを抜ける時、彼がルーレットの前で立ち止まり、いくつがくると思うかと聞く。適当に数字を答えたら見事的中。バーチャルで賭けているときほど当たるもの。彼は数日前に結構な額を当てている。まだ換金してないチップを賭け始めた。女の子にお金を落とす時と同様、気前よく大胆な賭け方をする。結局2000ドル失ったものの、ぴったり2000ドル取り戻して終わりにした。彼はこういう運が強い。お金をはじめ人生というのは何事も発すれば発しただけ、巡り巡って戻ってくるものなのでしょう。




Michelina |MAIL