My life as a cat DiaryINDEX|past|will
夜に気まぐれに電話してきたハリソンとお茶を飲もうとバースウッドへ行った。悪どいほどの美貌を持ったわたしの友人にうまく使われて捨てられたというのに、また別の子に入れ込んで貢いでいるらしい。とてもソフトで人当たりがいいので彼自身を悪く言う人はいないけれど、それに関して、懲りない、とか、学ばない、とか呆れる人のほうが多い。みんな彼が損をしているというけれど、そうするのが好きで、そうあることで快く暮らせているのだから、それは違う。むしろ、「男は使うもの」という発想が形成されてしまうような人生を歩んできた友人のほうが、よほどあらゆることで打ちのめされてきたのではないかと思う。
Michelina
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