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ここ一週間原因不明の頭痛に見舞われ続けているマーヴは、朝早く検査の為医者であるお兄ちゃんに連れられて病院へ行った。「昼頃には帰ると思うよ。」と軽く言うのに、ハグをする腕にはこれから戦場へでも出かけるような重みがあって心細さに襲われた。
昨夜一緒に出かけた日本人ばかりのパーティは思いがけずカラオケ・パーティーのようになっていて、ただひとり日本語の出来ないマーヴの為にひとつ頑張って英語の歌を唄った。その帰り道、カラオケってクールだね、とか、君の声はビューティフルなどと少し興奮気味に言って、シェア・メイトにまで”She is a good singer”などと触れ回って赤面させられた。彼にとって家族やGFは世界一なのだ。そんな純朴さや一番身近にいる人に一番優しくできる誠実さが大好きだと噛み締めながら眠りに着いた。大好きな人ほど失ってしまうのではないかと不安になる。
「病気にならない生き方」をひっぱりだしてきてもう一度読んで自らの食や生活習慣を省みて日中をやり過ごした。もう日が暮れたのにマーヴはまだ帰ってこない。
(写真:冬の終わりに咲いていた花)