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男性陣からは「アイツはおとなし過ぎるからダメなんだ」と評されている新入社員の男の子がいて、確かにオフィスではおとなしくてちょっとぼんやりしているような雰囲気なのだが、これが実はスゴイのだ。
わたしは彼から一方通行の猛烈アプローチを受けていて、これがわたしの顔色を窺う様子も何もなく、体当たり的なものでわたしはすっかり跳ね飛ばされている感じで太刀打ちできずにいる(後から大学でラグビー部だったと聞いてすごく納得してしまったのだけれど)。三十路手前のわたしはもう若さ故の全力疾走ぶりに脅かされっぱなしで心臓に悪い。
それなのに!見た目からいくと完全にわたしが新入社員の男の子をからかっているように見られているようだ。全く逆なんだと反論したいが、そんなことを会社で言いふらすのも大人気ないので、わたしは今日も男性陣が「アイツは。。。」と話している横で「ぜんぜんおとなしくなんかないって。スゴイんだから、もう、、、」とぶつぶつと一人ごとを言っている。